日記

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2004年9月4日(土) 最近のお気に入り


あっという間に夏休みが終わってしまった。
息子は9月1日から元気に登校している。
夏休みの宿題を本人なりに計画を立てこなしていたはずなのだが、今年の宿題の量はかなり多かったようで、漢字ドリルの書き取り練習だけで、なんとノート2冊?!
たくさん書けば確かに忘れないかもしれないけれど、1文字につき1ページずつの練習でドリル丸ごと一冊というボリュームは確かにキツイものがある。
計算ドリル、作文、人権標語、菊の栽培、自由研究などなど。
自由研究は、紙でつくる望遠鏡とパソコン打ち出しのうちわ製作でお茶を濁したものの、結構な量である。
9月1日は「防災の日」にちなんで「緊急時引取り訓練」のため、保護者がこどもを学校に徒歩で迎えに行く訓練があり、例によって外仕事はお休みをいただく。
実際、私が職場にいるときに運悪く災害に見舞われた場合には、こういった訓練どおりには行かないのは目に見えているけれど、他のお母さんたちが引き取りに行っているのに、自分の親がいかないのはやはり寂しいものねぇ・・・。
うだるような暑さの中の訓練だったが、毎年の恒例行事のためスムースに終了したのが何よりだった。

夫は今週頭の日曜日から姫路に2週間の予定で出張に出ている。
よって、夏休みの追い込み期間は私と息子の二人で過ごした。
「フジテレビに行って、ゴーイングメリー号に乗ろうよ」と息子を誘うものの、台風の接近などもありお天気が不安定で様子を見ることに。
明日の9/5まで船は出ているようなので、もし本人にその気があれば出かけてみるつもり。
本当は今日外出できればよかったのだが、息子の虫歯治療のため歯科の予約が夕方に入っている。
なので、彼は午前中はアニメやオンラインゲームで遊び、午後から友達と遊ぶために出ていってしまった(^^;

土曜日の朝の楽しみは、なんといっても『ケロロ軍曹』。
少し前から息子が楽しみにしていたので、私も見てみよう、と先々週の放送から一緒にテレビの前に座っている。
見た目がカエルのケロロ軍曹とその仲間たちは、実は地球侵略を企むエイリアンなのだ・・・。二重人(?)格のタママ二等、ケロロ軍曹たちを居候させてあげている日向家の面々など、どのキャラクターも面白い。
オープニング曲も『コンバット』のテーマソングをピーカンに明るくしたようなマーチで、ついつい♪ケロっ ケロっ いざ〜すす〜め〜♪と息子と二人で口ずさんでしまうほどの『ケロロ軍曹』ファンになってしまった。
コミックも現在二人して収集中。
9/30には、ゲームソフトも発売になるそうで待ち通しい・・・。

CATVで、平日の夕方6時半から『ヒカルの碁』の再放送を行っている。
晩御飯を食べながら、この番組を楽しみに見ている。
息子の今年のお誕生プレゼントは「『ヒカルの碁3』が欲しい!」ということだったので、8/25(水曜日なので仕事はお休みをいただいていた)には、このソフトを探して「東大宮」→「大宮」→「秋葉原」と遠出をしたのだった。
このゲーム、囲碁を覚えるのにはなかなかよい工夫がされている。
打ち方のヒントも出るし、整地の方法もとてもラクチンだ。
ヒカルと別れた後、佐為(さい)がプレーヤーに乗り移って囲碁を打つ、という設定になっている。
大好きな緒方先生が渋くて素敵。
「緒方先生の声って、『クレヨンしんちゃん』のヒロシ(しんちゃんのパパ)の声の人だよ」というと、息子はとってもビックリ。
「オレは、足クサクサのヒロシの方がいいなあ・・・。
なんだか、緒方先生ってとっても意地悪そうだもん」
ふふん・・・まだキミは若いねぇ・・・。
そのうち、こういう「大人の厭味」が言える人がいいと思う時がきっと来るんだよ。
こどもの頃から『太陽にほえろ!』のヤマさんが好きだった私は、そう思いながら「でも桑原本因坊はあんまり好みじゃないなぁ・・・」と思うのであった・・・。

職場の方も、サイトリニューアルに向けてゆっくりとだけれどコトが進んでいる。
新しいシステムは、SEさんにしっかりシステムを組んでいただくことになるので器の心配はほとんどいらなくなる。
問題は、どういった情報を切り取って出していくか・・・ということ。
メルマガの本やビジネス関連書籍をあいかわらず平行して何冊か読み進めている。
中でも面白かったのは『行列のできるメルマガ[作成入門]』(高橋浩子著・翔泳社)。
メルマガがヒットするための具体例に富んでいるのも役立って嬉しいところだが、インタビューに登場する本田健さん、吉本俊宏さんといった方々のお話が「読み物」としても、とても面白いのだ。
いわゆる成功本では『斉藤一人の不思議な「しあわせ法則」』(柴村恵美子著・大和書房)もよかった。
おまけでついていた龍人作・演奏による『斉藤一人』という曲がダイナミックかつ心躍る曲なのだ。和太鼓が大好きな私としては、龍人の音楽をもっともっと聴きたくなった。
成功の波動入りだそうなので、出勤前に必ず聴いてから出かけるようにしている。
思いのほか、気合の入り方が違うような(^^;
一人さんのお弟子さんがこうして次々本を出してくれるのは、本当に楽しみなことである。
『斉藤一人とみっちゃん先生が行く』(みっちゃん先生著・KKロングセラー)もオススメ。こちらにも心和む素敵なCDがおまけとしてついている。


ところで、今一番のお気に入りは、なんといっても「マテリア・タキオン」だろう。
晩御飯の買い物のため、職場脇の生協に立ち寄った折、レジ脇の書棚に並んでいた『PHPカラット』を購入したのが「マテリア・タキオン」との出逢いだった。
普段、この手の雑誌は買わないのだが、10月増刊号スペシャルのこの号には、向田邦子さんの昔のエッセイや、児童文学者の松谷みよ子さんのインタビューなど、心惹かれる記事がたくさん掲載されていたのだ。
立ち読みだけでは勿体ない内容だったので、460円出して購入する。
どのページもとても楽しめ満足、満足。
巻末のインフォメーション情報ページに見慣れないキレイなキャンディのようなものが・・・。
「なんだろう?」と説明文を読むと、どうやらそれは「マテリア・タキオン」というものらしい。

『光よりも速い宇宙のフリーエネルギー、タキオン。そのタキオンエネルギーを集めてくれるアクセサリーが、ヨーロッパから日本に上陸。」とある。
SFやニューエイジ関連の事柄に興味がある私は、タキオンエネルギーのことはおぼろげながら知っていたので、紹介されていたジャパンニューエイジセンター(http://www.newagecenter.co.jp/index.htm)にジャンプしてみた。
ドイツの工房で作られたそのガラス製品たちは、どれもキッチュでキュート。
色も15色あるというし、以前見た同じような効果が施されているとうたわれていたスポーツ選手用の水晶ネックレスなどから比べたら、購入しやすい価格も魅力的。
で、さっそく「ドーナツS・グリーン」と虹色のシルクコードを購入。
タキオンが到着した日は、頭痛がひどかったのだけれど、到着してすぐに首からかけたら不思議なことに、すっと痛みが薄れていったのには驚いた。
体験談に書かれているような頭痛は初日にはなかったものの、元気になった2日目には、からだの端っこに電気のようなものが流れるビリビリした感覚を味わったりという経験も。
PCの前に座ることが長いので、電磁波ストレスの緩和になったらいいなあ・・・とかなり現世的な効果を目的として購入させていただいたのだが、おかげでPC作業の折のストレスはほとんど感じなくなっている。
肩こりもなくなったし、今まで読みたいと思っていた本といいタイミングで出合う機会が増えたり、ちょっとした場面でトクすることに遭遇したり・・・と、少しずつ宇宙全体とシンクロし始めているような感じが気持ちいい。
この次はスターリングのアメジストを買いたいなぁ・・・。

2004年9月6日(月) フランス語をおさらいしてみる

月曜日は「波のタイミングがつかめないサーファー」みたいな気分。
仕事はいつもどおりで特にどうということもなかったのだけれど、帰宅してから小さいハプニングがあれこれ起きて、少し疲れてしまった。
今週は金曜日に授業参観があるので、平日休みも金曜日までお預け・・・。
週半ばあたりでインターバルを取りたいところだけれど、木曜日にはIT推進の親会議があるし、その前日の水曜日にはサイトリニューアルの見積りをお願いしている業者の一つがデモ用のHTMLファイルを持ってくることになったし、普段より緊張しながら過ごす一週間の幕開けは少しばかり憂鬱である(^^;

最近はじめたコトの一つに「フランス語のおさらい」がある。
私とフランス語というのは、どうにもイメージがつながらないようで不思議がられることも多いのだが、これでも大学時代の第二外国語はドイツ語とフランス語の二つを履修していたのだ。
当時は、混声合唱団に所属していた上にマネージャーの任についていたものだから、朝の語学の時間となると、ジャズ研や吹奏楽部など、他の音楽系サークルと凌ぎを削っての「ピアノのある講堂」を取る「部屋取り争い」が大変であった。
どこのクラブのマネージャーも授業そっちのけで、朝早くから事務棟に並ぶのである。
ドイツ語の方は練習日にあたることが少なかったのだが、フランス語の授業はこの「部屋取合戦」にしっかり巻き込まれる形であまり出席した憶えがない・・・。
それでも単位を取ることが出来たのは、同じゼミにいた友人たちのノートのおかげである。あらためて思う友の協力のありがたさ(*^-^*)。

どうしてフランス語を取ったのかというと、ラテン語のミサ曲は「イタリア語読み」「フランス語読み」「ドイツ語読み」と、曲によっては少しずつ読み方が異なることがあったため、合唱にも役立ちそう・・・という、しごく単純な理由が一番大きいのであった。
あのぼそぼそとした音の響きが気に入っていたというのもある。
その頃愛読していたジャン・ジュネ、コクトー、サルトル、サガンなどをいつかは原書で読みたいな・・・という野望もあった(--;
また、ピアフ、ベコー、ゲンズブールなどのシャンソンもよく聴いていたし、比較的フランス映画もよく観ていた時期だったので、それほど不思議ではない状態で講座を履修しようと考えていたのである。

しかし、出席がままならないことが多かったのと、生来のあきっぽさで文法が歯抜け状態になったまま卒業してしまい、卒業後は第一外国語として学んでいた英語を国際法律事務所時代に少し使っただけで、外国語を仕事のスキルとして使う機会は全然ないままにこの年になってしまった。
大学を卒業して早や20年が過ぎようとしているのだが、ふとしたきっかけで手にしたフランス会話集を声に出して読んでみると・・・あららん、意外と憶えてる?!
しかも、発音するとなんだかとっても気持ちいい(*^O^*)
そう言えば私はアルファベットの発音練習の時だけは、やたら誉めてもらえたんだっけなあ・・・。
最近、色々な歌を鼻歌まじりに歌う楽しみが復活しているので「どうせならフランス語でシャンソンもマスターしよう」と新たな野望がむくむくと。

そんなわけで、NHKのラジオ講座と仲良しになり、はたまた朝の皿洗いの時間にはインターネットラジオでフランスの放送を流すことになり、サイトのあちこちで学習方法についての情報を集めている最中である。
果たしてどこまで続いて、どの程度まで言葉が身につくか、とんと検討がつかないのであるが「声に出していて楽しい」「聴こえる音も楽しい」「(フランス映画を)眺めていて楽しい」状態なので、しばらくこの楽しさを味わい続けてみようと思う。
目下一番欲しいのは、ジャン・レノがプロデュースした香水。

それからもう一つ。
ここ半年ばかり実行していることの一つに「お風呂の電気をつけずに入る」というのがある。
脱衣所の灯りだけでもほんのり明るいので、浴室の電気をつけず、心地よい暗闇の中でお風呂に入ると気持ちがほぐれていくのが分る。
パソコンやテレビ、オフィスの電灯など、電化製品に囲まれた暮らしのストレスが随分たまっていたなあ・・・と実感。
この「暗闇入浴」は睡眠の質も上げてくれたようで、最近とても気持ちよく眠ることが出来ている。

2004年9月15日(水) ニシキゴイ


先週、携帯電話の機種変更を行った。
今まで使っていたのは、メールと通話だけが出来るカメラのついていないシンプルなタイプのものだった。
家族との連絡が主な目的で持っている携帯電話なので、電話で連絡が取れれば用は足りるのだ。なので、新機種にはさほど興味がないので、購入してから2年の月日が経過してもいまだ使い続けて不自由はなかったのだ・・・。

写真が撮りたければデジカメを使えばいい。携帯より画質もいいし、枚数も多く保存できる。
携帯メールも父や妹、PTA役員の友人との連絡に使う程度だったから、バッテリーが持つ間はこれで不自由しないはずだった。

ところが、である。
ここ3ケ月近く、いわゆる迷惑メールの類が山のように入ってきて、私が当時持っていた古い機種では「受信拒否」も「メールアドレス変更」も出来ないのだ、ということが判明。
迷惑メールを受信する度に電池が消耗するし、うっとうしいので機種変更を思い至ったというのが事の次第であった。

「通話とメールができればいいので、一番安い金額で機種変更出来るものはどれですか?
カメラはなくていいんです。」とお店の人に尋ねた。
「カメラのついていないものは、今はありません。」とあきれ顔に言われる。
こちらの事情を説明すると「これが今一番安い金額で機種変更出来ます」と指し示されたのは、なんとInfobar!
これ、出た当時からとてもカワイイなぁ、欲しいなあ・・・と思っていた機種だ。
auのデザイナーズブランドということで鳴り物入りで登場したのに、もうこんなに価格が下がっているのか・・・。
調べてもらったら私の場合ポイントがかなり溜まっていたので、新しい携帯電話機代は払わなくていいことに。事務手数料だけの負担で済んだのは有難かった。

PTA広報の役員会や職場でも「それってケイタイなの?」と不思議がられるこのデザイン。
今どきのケイタイは大抵折りたたみ式なものだから、そうでない形というのも目を引くのだろう。
カメラが出たての頃の機種だから、写真映りは確かにイマイチだ。
それでも出先でメモ代わりには役立つかな。
バス停の時刻表を映したりなど、便利な使い方は出来そう。
(※いくら携帯カメラが便利でも、絶対に書籍を撮影したりしないように!
↑こういう若者が増えているそうで心底ビックリ。)

「着うた」なるものが出来る機種なので、早速ダウンロードしてみた。
曲はミッシェル・ポルナレフ「シェリーに口づけ」。懐かしい。
目下、フランス語の学習が軌道に乗るようにとあれこれ工夫中なので、彼の歌声はちょうどいい応援になっている。

学習意欲が萎えないように・・・と本日フランス語学習の記録スペースを拵える。
市や県で開催している安価なセミナーや習い事講座の中に、この手の語学教室があれば利用したいところだが、こうした公の講座はなぜか平日の昼間、しかも午前中の開講というのが大半なので、働いている私たちには参加できるものが大変少ない。
通学は時間的にも難しそうだし、少し痛めの身銭を切って通信教育を受講し、逃げ場もなくして頑張ってみよう・・・と思っている。

そういえばこの携帯電話、「ニシキゴイ」という名前がついているものの「フランス国旗」と同じ配色だわ。
なんとなく幸先が良さそうでニッコリする私であった(*^-^*)。


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Akiary v.0.51