日記

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2004年8月7日(土) 「モノ」を売るな!「体験」を売れ! by藤村正宏 

最近はまってしまったメルマガの一つに、藤村正宏さんの『【儲けを生み出す「発想」の仕組み】 』というのがある。
これは、藤村先生が運営している『エクスペリエンス・マーケティングWEB』http://www.ex-ma.com/の企画の一つで、

|仕事で、プライベートで、成功したいですよね。
|大丈夫! あなたなら、絶対成功できます。
|成功するために、エクスマ的発想に慣れましょう!
|そして、圧倒的にしあわせになってください。
|このメルマガを読むと、発想も変わり、
|「運」もよくなります。(たぶん・・・)
|メルマガだけでお伝えする内容だから★必読★です♪
|ほぼ週間。(^^ゞ

という内容のメールマガジンなのだ。

私が藤村先生の名前を知ったのは、実は勤務先の会議所で、なのである。

会議所と関わりのない、世間一般の方にはあまり知られていないことなのだが、商工会議所というところは、地域の企業や店舗のため、あるいは地域の活性化のために、行政である市役所や、地域の関連団体と協力して、様々な講演やイベントを企画・開催しているのである。

少し前のこと、上司2の担当の商業関連のセミナーの講師として、超売れっ子の藤村先生にお越しいただいたことがあった。
これが近年稀に見る集客力の多さ、そしてセミナー後も質問をする人が大勢会議室に残ったまま・・・という、大変珍しい現象が起こるほどの人気ぶりだった。
同じ建物の中でのセミナーだし、私の仕事もお店や企業の宣伝に関わることなので、是非生で講演を聴きたいところだったのだけれど、あいにくと追い込みで会議のための叩き台を作成しなければならない状態と重なって、セミナー前と後でご挨拶に下りていらしたお姿しか拝見できず、大変残念だったのを記憶している。

先生のご著書もその折に販売したのだが、これまた上尾では異例のこと・・・本がその場で売れたらしい(^^;
お話いただいた内容は、どれも「その日から実践できること」だけれど、「今までは気がつきもしなかったこと」「古い常識にとらわれた意識のままでは決して変わらない」といった、発想の転換を余儀なくされるユニークなご提案の連続だったようだ。
ご著書を私も手にさせていただき、パラパラと捲りながら、出席した職員から話を聞くと、たしかに涎が出そうに面白い内容・・・。


その藤村先生発行のメールマガジンが、全国イーコマース協議会の【オススメメールマガジン】最優秀賞に輝いたという。
これは、全国イーコマース協議会の会員が選んだベストなメルマガに贈られる賞なのだ。
藤村先生のメルマガ購読をはじめて、まだ3本目の私だが、まず序章で笑わせていただきリラックスした脳みそに、ドドーンと超特大級の「ヒント」を毎回打ち込まれて、読み終わった後は、必ず自分なりにメモを書きつけ整理し直して、考える材料にするほどのファンになってしまった。

会社やお店など、商売に携わっている人だけが読んでいるのは勿体ないメールマガジン・・・。
人が人の中で暮らし、人と関わる局面で一番大切なことを教えてくれる宝箱のようなメルマガだ。
今以上に楽しく効果的にコトを進めていくためにはどうしたらいいのか、どんな発想でそのコトに臨めばいいのか・・・。普段の生活が少しずつ確実に「楽しく」「ラッキー」なものに変わっていくこと間違いなし、のメルマガだ。
メルマガを毎回読むと、著作も全部読破したくて堪らない病にもかかるほど。
来週の配信が、とても楽しみである。

・・・それにしても、HPトップの笑顔がとても素敵。
最近人気の某国の男優の笑顔より、私は藤村先生の笑顔の方が好きだな・・・。

2004年8月8日(日) ぼくは未来をあきらめない


夏休み前半戦を大雑把に振り返って記録しておきたいと思う。
うだるように暑い日々が続いていたが、毎日仕事に出かけてそれなりに元気に過ごしていた。
息子が夏休みに突入してからは、朝の生活時間帯が今までとは異なってしまうため、なかなかに慌しい「まさに戦闘状態」の家事時間を過ごしている(^^;

ヤツは夏休みなものだから、結構のんびり寝ている。
私の方も洗濯しながら朝食の支度、洗濯ものを干しながら息子の昼の用意、その日に済ませなければならない仕事の確認(職場の仕事だけでなく、振込みやら電話連絡やら雑事色々の確認)を同時並行しながら、息子を起こすタイミングを見計らっているのだが、これがなかなか難しい。
大抵は8時ごろのそのそ自分から起き出してくるのだが、一人でご飯を食べてもおいしくないだろうから、とこちらも朝食を取らずに待っていると、その後しなければならない布団上げだの掃除機がけだの、化粧だのをとてもタイトな時間に行わなければならない。
こうして慌しい朝の時間を過ごすようになってしまったので朝のサイトチェックは至難の業・・・。帰宅してからは、息子のオンラインゲームにPCを奪われてしまうのもあり、私自身の気力が残っていないのもあって『布なぷうぃっきぃ』のサイトチェックをするのがせいぜいでバタンキュー。
で、こうして歯抜け状態のひどい日記が存在することになる・・・。

毎日仕事に出て、ほぼフルタイムで働いているものの、平日にお休みをいただけることがある。
その平日休みを利用して、まずは息子と映画鑑賞に出かけた。
7月の後半の水曜日の出来事である。
近くにあるワーナー系列の「マイカルシネマ大宮」で『スチームボーイ』を観たのだ。

かなりの歳月をかけたというこの作品、賛否両論分かれているのは知っていたが、あえてあれこれ評を読まずに息子とスクリーンにのぞんで鑑賞した。
息子(小6)にしてみれば、小難しい時代設定や、スチームや爆発の大音響で耳が痛いので、「よかったんだか、悪かったんだかビミョー」というのが率直な感想だと思うけれど、42歳の現役アニメファンの私としては、かなり楽しませていただけた。

映画が始まって、真っ先に魅了されたのが美術の素晴らしさ。
イギリスのあの乾いた空気が画面のそこここに溢れている。
家屋内部の調度品や壁の感じ、空の色、細かくあげたらキリがないけれど、そういう描き込みがしっかり出来ていて虫眼鏡で拡大して見てみたいなあ・・・という衝動に突き動かされたほどだった。
スチームの表現にもバリエーションがかなりあり、たなびくタイプ、爆発するタイプ、どれをとっても圧巻。
声優を起用せず、一般の役者に声を当てさせたのは、私の好みとしては「自然でいい」と思ったけれど、物足りないな、と思う人もいることだろう。
児玉清さんの声、とても素敵でした。気品あふれるイギリス紳士そのまま。
沢木さんの声は、画面上に声をあてている彼の顔がちょっと浮かんだりして、少し最初はとまどったけれど、黄色い頭のアメリカ青年らしい素晴らしい演技でなかなかよかったし・・・。

長期間にわたっての製作だったせいか、冒頭で出てきたキャラクターがあまり意味がないものだったり、これほどまでにストーリーの膨らみに関わるキャラがこの子か・・・というどんでん返しあり、で、設定ボードはもっとシンプルなほうが、こどもにも分かりやすかったかもしれない。
『アキラ』などよりは、低い年齢の人たちにも受け入れてもらえる作品になっているとは言え、やはりコアなファンはある一定の年齢以上の大人アニメファンだろうから・・・。
写真は、近くのコンビニでゲットした『スチームボーイ』のフィギュア。
飛行兵は組み立てるのがかなり面倒でした。
2つ目を購入して、お目当てのスカーレットが出てきたので、もう買わないと思うけれど(笑)
映画を観た後でパンフレットを購入してしまうのは、ケチな私にしては珍しいこと。
かなり年配の方も「スチームボーイのパンフレットください」と私の前に何人も何人もが列を作って購入していたから、やはり年齢層の高い人に支持されているのかもしれないな。

8月に入ってから、夫も休みを取れた土曜日に「しながわ水族館」へ。
「イルカに会いに行きたい!」という私の我侭を聞き入れてもらってのおでかけ。
あいにく、水族館に到着したのが「イルカショー」の終わった後で「アシカショー」しかやっていなかった・・・。
でも、水槽の中をのびやかに泳ぐイルカの姿を見ることが出来たので、それなりに満足。
息子は「亀のけんか」を一生懸命眺めていたっけ。
亀と亀が縄張り争いをしていたらしく、前ひれでお互いの頭を叩くようなしぐさを何回も繰り返したのだが、そこは亀・・・あまりにもスローモーなので、全く相手に当たらない。
そのうち疲れてしまったのか、お互いに自然と離れてしまったのには、眺めていた私たちも苦笑してしまった(笑)

ペンギンのコーナーは、なぜか腐った魚のにおいがした。
あまりの暑さ続きだったせいだろう・・・餌として与えられていた魚が多分腐敗臭を放っていたためと思われる。
館内にあるのでそれほど暑いはずはない「アザラシ」のコーナーも、「アザラシ生きてるんかいな?」と疑問に思うほど横向きに寝ているアザラシが、半身の片側をどっぷり水槽の水に入れてピクリともせずに動かず横たわっている姿も・・・。
「死んじゃってるのかなあ・・・」とこどもたちが心配そうに覗き込んでいたら、大きなあくびをしながら、前ひれを動かしていたのでホッ。
水族館や動物園で、イキモノに触れることが出来るのは嬉しくもあり、こういう姿を見ると「人間のエゴのためにこんな狭いところに入れられて気の毒な」と切なく哀しい気持ちにもなり、こどもの頃のように喜べないのが複雑な心境・・・。
息子も同じようなことを思っていたようで、「水族館も面白かったけれど、その後乗った水上バスの方がずっと楽しかった。なんだか水槽の中にいるとかわいそうだもの」と寝床で話してくれたのは切なかったなあ・・・。

水族館の帰りは、水上バスに乗って日の出桟橋まで船の旅。
途中、フジテレビの近くを走るとゴーイングメリー号(アニメ「ワンピース」の主人公たちの乗っている海賊船)のレプリカと、それを追いかける船を見かけた。
あれ、面白そうだから、この次乗りたいな、と息子と約束。
海風はとても心地よかった。
海の周りには、ガラス張りの高層ビルが立ち並び、「このビルが一因となってヒートアイランド現象がおきているのだ」と思うと悔しい気持ちもあって、思う存分「涼」を満喫してきた。
水のある風景はいいなあ・・・。
この次は、水族館ではなくて屋形舟でふみやと遊ぶのがいいかもしれない。
親が思う以上に、こどもは成長している。
もっと情緒豊かな遊びを共有する、そんな年代にさしかかってきているのだなあ、と思うと息子が眩しかった・・・。

先週の水曜日は、上野の科学博物館へ。
でっかいトドの剥製に親子してビックリ。
水族館同様、剥製が飾られているのが妙に切ない。
マンモスのレプリカを眺めるのと違って、クマやリスの剥製がそのまま飾られているのは、大人になって眺めると辛いものを感じる。
夏休みの宿題を片付ける人が多いせいか、あっちでもこっちでも熱心にノートにメモを取っている姿が印象的。
新館の「たんけん広場:身近な科学」http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/permanent/01/2f.html が親子ともども一番楽しめる場所だった。
中でも息子は「エアーバスケット」の操縦がなかなか上手く、博物館員さんに誉めていただいたほど。
HPには掲載されていないのだが、手を小さな円盤の上でたたくと、金属板が上まではねあがるというしかけがあって、「音の大きさが影響するのかな? それとも手に流れる電流の強さ?」と息子は距離を伸ばすための工夫をあれこれ試みていた姿が妙に印象的だった。
普段のんびりしている息子ではあるが、考察する力を着実に身に着けてくれていたのだな、と少しばかり嬉しいひととき(^^)

で、今週半ばから夫と息子が岩手に帰省。
私は留守番で、翌週の16日から交代で夏休みをもらい、息子と思う存分いろいろなことに挑戦して楽しむ予定。
両親共に働いていると、一人で留守番の時間が長いから、こういう工夫をしないとね。
来年はも少しましな夏休みにしたいな・・・と思っている。

さて、夏休み後半戦はいかに?

2004年8月18日(水) 猛暑、ふたたび。 

ここ2〜3日涼しく眠ることが出来てホっとしていたのもつかの間、今朝8時の段階で30度に達したというのだから、今年の猛暑はあまりにもヒドイ・・・。
今週の月曜日から、せっかく夏休みをいただき職場をお休みしているので、息子に出かけてみないかと水を向けてみたのだが・・・
ふ「今日出かけたら溶けそうだからパス」
ま「うーん・・・たしかに。でも、こういう日にプールというのもいいのじゃない?」
ふ「行き帰り、自転車でしょ?」
ま「うぬぬ・・・。母さん免許ないもんねぇ・・・。すまん。」といった次第で、息子は朝から神妙に宿題の漢字ドリルをこなし、私は大学同窓会のHPリニューアルなどに着手することにした。
午前中は扇風機だけで過ごしたのだけれど、さすがに昼食を取る時間にはクーラーかけずにはいられない・・・。
最近、息子がはまっているという『キッズウォー5』の再放送(ちなみに、TBS系列で「奥さま劇場」という時間枠で2話分づつ放映されている)の2話目あたりから、スイッチオン!
わ・・・生き返る・・・。
台所にはクーラーがないので、クーラーの部屋から扇風機で涼風が来るよう調整するも、ガスのそばでは首にタオルまかないとダメ状態。
先日、思い立って風呂場で髪を切ってから、『鋼の錬金術士』のマリア・ホークアイ状態の超短いボブな頭なものだから、これでタオルを巻くとそのぉ・・・(^^;
そんな暑さでも、息子は昼食を食べてすぐ、ともだちとの約束があるから、と外に遊びに出たのだった・・・信じられん。

一昨日からPukiWiki.orgサイトが閲覧不可能だったので心配していたのだが、開発チームのみなさんが色々ご手配くださったおかげで、サイトが復活。
サイトの管理者の方に何か障りがあったようで、運悪く連絡がなかなかつかない状態のさなか、負荷がかかり過ぎて閲覧制限をかけられていたらしい・・・。
あちらのサイトに比べれば、私の布ナプキン関連コンテンツのPukiWikiはそれほど巨大化していないのだけれど、先々そういった問題が発生しないよう、早くから対策を講じておかないといけないかな・・・と思うことあれこれ。

ところで、本日よりesブックス内に、書店『月あかり』をオープンし、書評コメントの投稿場所をそちらに移そうと思っている。
自宅や職場近くのセブン・イレブンで本を受け取ることが出来て、送料が不要なのが有難い。
同じ本をよその店長さんがどう読んでいるのかも興味深いところ。

2004年8月21日(土) 12歳だね、ありがとう。

8月20日はふみやの誕生日。
彼が生まれた日のことは今でもとてもよく覚えている。
朝はしとしと雨模様。昼からは夏真っ盛りの暑い日だった。
お誕生日には、ふみやがおなかの中にいたときのこと、生まれた日のこと、産院にお見舞いに来てくれた方のこと、退院後手伝いに来てくれた埼玉のおばあちゃんや、当時保健婦さんだった私の大親友のことなど、毎年毎年話して聞かせているのだった。

「君が生まれてきてくれて、お父さんもお母さんもとても嬉しかったんだ。
 うちに生まれてきてくれて本当にありがとう。」

この言葉は毎年耳にたこが出来るくらい、彼に伝えている言葉。
そして、こう言うのも欠かせない。

「12年間、丈夫で元気、すこやかに育ってくれてありがとう」

足の大きさだけでなく、身長も体重も当に追い越されてしまったから、我が家で一番ちびなのは私(^^;
並んで買い物に行くと、息子に見下ろされる自分がなんだか嬉しい今日この頃であった。

今週は、私も仕事のお休みをいただいているので、だらんと過ごしていたのだが、息子は夏休み当初に築いた自分なりのペースで真面目に宿題もこなしていた。
膨大な漢字ドリルの課題が今もなお彼を悩ませているのだが、そろそろ終わりが見えてきているのでかなり気が楽になったところ。
まだ残っている宿題は、計算ドリル少々と、工作、読書感想文(もしくは、高齢者に感謝する作文)、人権標語、といったあたり。
まだ1週間と半分残っているから何とかなるだろう・・・。

休みの間、二人して毎日眺めていたのは、主にCATVのアニメ番組。


『シンプソンズ』
アメリカでは超メジャーなあの黄色い顔した家族のブラック・ナンセンスコメディアニメ。
『おじゃ魔女どれみ』
今放送しているのは「どっかーん」のシリーズ。はなちゃんが小学生になっている時の話です。
TBS系列の『キッズウォー5』
30分の昼帯番組の再放送、2話連続で毎日放送。フリースクールの子供たちの話だ。
興味をもった息子は『キッズウォー』の一番初めのシリーズを見たいと言い出したのだが、残念ながらTSUTAYAには在庫なし。
夕方はCATVで再放送されている『ヒカルの碁』
ヒカルはただいまプロ試験の本戦中。
私は佐為のファンだから、もうすぐヒカルの前からいなくなっちゃうのが残念。
中でも『おじゃ魔女』シリーズは、今まで何回観たことだろうか。
何度観ても楽しいものは楽しい。
CATVの魅力的なところは、地上波で使い捨てのように放映されてしまった良い番組を、こうして再び放映してくれるところ。
CMもほとんど入らず、じっくり鑑賞できて有難い。

今週に入ってから、不思議なご縁が色々重なって、2種類のメダイと出会うことになった。
随分前に購入した『不思議のメダイ―幸運を招くメダル』(津田良一著・サラブックス)という小さなメダイの付録付きの本で最初に出会った不思議のメダイのことが、どうにもこうにも気にかかって仕方がないのである。
私の手元のメダイは、かなりくたびれてきてしまっているので(なんといってもおまけの廉価版だったので)、もう少し長持ちするものがあればいいな・・・と探してみた。
四谷の女子パウロ会の売店まで行かなくても、インターネットがあればあちこちのショップで購入が可能になっているのは、なんともありがたい。
久し振りに、美しい宗教画などで目の保養。

で、大量生産ではなく一つ一つリクエストがあった時点で手作りしてくれる不思議のメダイの配布所をみつけることが出来て、そちらにお願いすることに。
少し私には贅沢かもしれないが、来月はお誕生月でもあることなので、自分への誕生プレゼントということでオーダーをお願いしてしまった。
彼の聖地の聖油・聖水・薔薇の香油を封じ込めた上に、神父さまにきちんと祝福していただけるという、かなりスペシャルなもの。
このメダイは、信者でない人が身につけていても構わないものなので、正式なクリスチャンでない私が身につけさせていただいてもいいかな・・・と。平和を祈る気持ちはいつも心の中にあるから・・・。
手元に届くのが楽しみ。届いたらこちらにもご報告の予定。


もう一つのメダイは、不思議のメダイを探していた途中で出会ったマザー・テレサの小さなメダイ。
エキサイトオークションでみつけたものだが、まだ残数があったので注文したのだ。
WWJDのプレスレットにくっつけて、平和への祈りのアイテムの一つに仕立ててみた。
先日、『マザー・テレサ 愛と祈りのことば』(渡辺和子訳/PHP刊)を書店であらためて購入して、何度も読み返しているところ。
マザー・テレサについての本というと伝記の類がとても多いのだけれど、この本はマザーの日頃のお言葉そのままがいくつかまとめられているので、毎回読むたびに自らの生活に引き寄せて深く考える材料とさせていただいている。
信者ではないので詳しく知らないのだが、8月は聖母マリア様に特別深いお祈りを捧げる期間らしい。
メダイが気にかかっていたのはそれでかもしれない・・・。

同じ地球で暮らす人々が、いつも愛と平和に満ちた日々を過ごすことが出来たらいいのに、といつもいつも願っている。
この世界に平和と幸せをもたらすはずの宗教。
なのに、おのおのの信じる宗教が原因で、争いやいさかいが起きているのがこの世の現実なのだ。なんと皮肉なことだろうか。
どうしてそうなってしまうのか、それが知りたくて、若い頃から古今東西の宗教や哲学書を読んできたし、おのおのの教義の一部を試せるものは試してもきた。
答えはまだまだみつからない・・・。
ただ、今の時点で言えることは、まず「願うこと」が何よりも大切。
そして、自分の一番身近な人たちにその願いが通じるよう、実践できることはしていくこと。
それが今私に出来る最善のことだろうと思う。
願う形の一つとして「祈り」がある。
一人だけ「祈る」時間も大切だけれど、できれば誰かとつながって願うことが出来たらもっと平和への道は近づくように思えるこの頃。
息子たちの世代に残す地球は、美しく愛に満ちたものであって欲しいとの願いをこめて、マザーのメダルも言葉も大切にしてゆきたいと心から思うのであった。

moriは、よく祈っている(?といっていいのかしらん?)願うってなにより大切。でも願うときって「○○してください」というと、世界に対して「私は○○がほしいんですう」と大きな看板をあげてしまうだけで「○○がほしい」という感情だけがかなえられるそうです。未来のことでも「○○してくれてありがとう」とお礼をいうのがいちばんいいそうです。 -- mori 2004-08-22 (日) 02:53:42
「感謝します」「ありがとう」っていい言葉ですよね。もうすでにそのことが実現しているようにお願いするといいというのは、自己実現の本にも書かれていますね・・・。願う未来が実現するように努力をしていれば、きっと未来はそうなっているはずだから、それに対してあらかじめ感謝してしまうというのは、なかなか素敵!毎日のできごとに感謝して、みんなが少しずつハッピーになっていけば、無駄な妬み・嫉み・争い・嫌悪なんてものもなくなっていくようにも思います・・・。 -- madoka 2004-08-22 (日) 07:42:23

2004年8月22日(日) 悩めるシロンさん


日曜日の朝の楽しみと言えば、なんといっても『レジェンズ』を観ること!
今放送されている仮面ライダーは、どうやらあまり数字が取れなかったらしく、途中から路線変更してなんだか妙な按配にコミカル調になってきちゃったし、プリキュアも新しい展開に突入したものの、ザケンナちゃんがあまり登場しなくてつまんなくなってきたし・・・ってなわけで『レジェンズ』が一番楽しみなのである。
これは、日曜朝9時半からフジテレビ系列で放送されている、ちょっと変わったアニメなのだ・・・。

第一回目の放送時から、このアニメはかなり「変」だった。
まず主人公たち、いわゆる「人物」のデッサンがひどくいい加減なのではないかと思えるほどシンプルな姿形をしていた。
それに比較すると、登場するレジェンズのかっちょいいこと♪
ニューヨークが舞台となっているのだが、背景の書き込みはとても丹念だ。
この絶妙なバランスが観ていてとても心地良い。
BGMはクールなジャズ。
エンディングは、英語バージョンでかなりパワフルに歌われる『どうにもとまらない』。
そう、あの山本リンダの名曲が流れるのである。

非常にお気楽ムードで始まったかに思えたこのアニメ、実はここ数回、かなり重たいテーマも浮上してきて、笑いながら眺めていても胸がきゅんとする回数が増えてきた。
こどもたちがレジェンズウォーに巻き込まれていく中で傷つき、悩み、それでもなお、友を守ろうとする姿。
あるいは、こどもの頃から大切にしていた憧れを捨てて大人としての役割を果たせなければならないという厳しい現実の中にいる、はるか先生の切なさ・・・。
最近、韓国や中国などに下請けに出しているらしい、やたら目だけがデカくて派手な絵柄の割りには、ストーリーボードがダメダメなアニメが多いのだが、この『レジェンズ』は違う。
悪役J1、J2(女性上司を持つ黒ずくめの2人組)の狂言まわしめいた解説せりふ一つとっても、きちんと初回からの伏線に基づいたボケやつっこみを入れているのだ。
ああ・・・シロンさんはいずこへと行き、こどもたちの今後はどうなっていくのだろうか・・・。

ところで、シロンさんは主人公シュウが呼び出すレジェンズなのだが、チビバージョンとでっかいバージョンの2つの姿で登場する。
大きな羽根を羽ばたかせて勇壮に空を飛ぶ「ウィンドラゴン」バージョンも好きなのだが、ちっこい「ねずっちょ」姿の時の方が私は好きだ。
「シロンさんの実物大ぬいぐるみ、ないかしら・・・」と(私の)夏休み中、ネット上で探していたのだが、どこもかしこも売り切れ・・・。
来週あたり、親子三人でフジテレビまで遊びに行く予定でいるから、そのときまた探してみようと思うのだが、神様は私の切ない願いを聞き届けてくださったのだろうか・・・。なんと、駅向こうにある西友のお菓子売り場で、レジェンズのキャラクター付きラムネ菓子を発見したのである!

中に何が入っているのか分からないタイプの食玩だったのだが、ふみやに「選んで。これ一個でもう買うのやめるから・・・。できたら、シロンさんのチビバージョンがいいな」と頼み込んで一つだけカゴにいれてレジを済ませて、あらビックリ。
なんと、箱を開けたらちびシロンさんが・・・(*^-^*)。
帰りの車の中、大喜びで息子にお礼を言うと「こういうのは、ちょっとしたコツがあって、オレ、大抵は欲しいの当てることが出来るんだよ」だって。
嘘かまことか分からないけれど、お母さん、大感激です。うるうる(笑)

今日の放送分で悩んでいたのは「はるか先生」だけではない。
シュウも悩み、シロンさんもまた悩んでいる。
悩めるシロンさん・・・来週は「ねずっちょ」の姿のまま、あの巨大な橋を渡ろうとするらしい。
果たしてどんなお話になることだろう・・・。

などと、アニメな話をこうしてのんびり書いていられる(私の)夏休みも今日でおしまい。
明日からまた職場に出て、慌しい毎日の繰り返しが待っている。
今日、8月22日は「天の元后聖マリアの祝日」とのこと。
どうも何かに呼ばれているかのように、このところ、宗教書を再びひもといてみたり、哲学書の類も読んでみたり・・・と自分の内側を探るモードにも突入中。
でも、カルトなはまり方ではないし、気持ちが塞ぎこんで何かに救いを求めている、というのでもない。
自分でも不思議でならないのだけれど、ビジネス関連やIT関連の専門書を読む傍らで、どうしようもなくこの手の本も並行して読みたくなってしまったのだ。
数種類の本を平行読書するのはいつものことだが、今回は面白いことに、本の内容がお互いにリンクし合い、シンクロしている事象にも随分出会っている。
少し先に成し遂げたい自分の目標についても考えがまとまってきた。
さて、明日はどこまで進めることだろうか。
すべての断片が繋がっていくこの感じ、なかなか悪くない。

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Akiary v.0.51