日記

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2004年6月1日(火) 小熊のいない日

我が家の小熊こと、うちの息子は本日から修学旅行。
一泊二日で日光へ。
あいにくどしゃぶりの雨の中のスタート。
私はPTA広報のお役目として「出発の時の写真を撮る」なぞという仕事もあったので、見送りの傍らこどもたちの様子をパチリ。
どの子もワクワクしながら元気な様子でバスに乗り込んだ。
どうぞ楽しい旅行でありますように。

帰宅して家事を片付けながらもからだがだるい。
やはり昨日の猛暑が祟っているのだと思う。
午後からは、伊奈の県民活動センター(略称:けんかつ)まで出向いて、県北PTA主催の『広報誌の作り方』研修会に出席しないとならない。
けんかつへは、かつて「ストーリーテリング」の初心者コースで通った経験があるが、ともかく交通の弁が悪いのだ。
大宮からニューシャトルに乗ること26分「羽貫」駅下車後、けんかつまでの無料送迎バスがあるにはあるが、これが一時間に1本程度・・・。

今回の研修会は、県北小中の各学校2名以上の参加なので、かなりの人数が集まったのだが、うちの学校から参加の私の相方さんは、仕事先から直接来場。
「兵藤さん、拾ってあげる」と言ってくださったのだが、どう考えてもそれは彼女にとって大きなロスタイムとなる。
「仕事場まで迎えに行ってあげてもいいからね」と事前に言われていたのもあって、それはとてもとても申し訳ないから・・・と今日まるまる一日お休みをいただいたのも、この「仕事先」→「たぶんお昼は移動中の車の中でパン」→「はじめての道でもしかしたら道に迷う」→「ギリギリ到着で汗だく」を少しでも回避していただけたら・・・と同じ働く立場で分かる範囲のささやかな気配りをしたため・・・。
彼女もまた、今朝の撮影に立ち会ってくれているので、それはそれはハードスケジュールなはずだし・・・。
で、私は電車を2本乗り継ぎ、バスに乗って会場入り。
仕事持ちのお母さんは、いつもこういう無理を重ねてPTAに参加する。
最近は、はなから「私は仕事があるから参加できません」と一切の行事や役割に参加しない働くお母さんもいるけれど・・・ねぇ、みんな少しずつ無理しながらも取り組んでいるんだもの・・・。
10回のうちのたった1回でもいいから、何かの形で参加してみませんか?
そうでないと不公平だと思うよね、とは帰りの車中での彼女と私のため息まじりの会話・・・。

研修の内容は申し分のないきめ細やかなものだった。
PTA広報誌のコンクールも開催している読売新聞東京本社の校閲部の方が講師としていらしてくださった。
よく通る素敵なお声で、ユーモアたっぷりの講演ぶり。
ある程度、印刷だの編集に対しての基礎知識はあったつもりの私だが、あらためて認識することやPTAならではの注意点もわかり、とても興味深い3時間だった。

1.フロントページに学校長やPTA会長の挨拶を入れるのはいかがなものか?
これ、全く同感である。
「読む気をなくさせますから、是非この悪しき慣例はやめましょう」と講師の先生。

・・・そうよね・・・。それは分かるのだけれど、新年度の1号目は前年度の部長・副部長さんも同席してくださって拵えるし、前年度のある程度の方針を引き継ぐから、こうした「慣例」のページをバッサリやるわけにもいかない・・・。

でも、と先生は続ける。
「どうしても掲載しないとならないなら、せめて1面に載せるのはやめましょう。
さりげなく、小さく、そっと2面以降に載せても問題ないはずです。」と。
なるほど(*^-^*)。

2.写真の扱い色々
ともすれば「どの子も平等に」といった思想ゆえ、それこそ修学旅行の集合写真みたいなものが多くなりがちだけれど、そんな写真ばかりだと伝えたいことが全く伝わらない場合が多いものだ。
「動き・表情のある写真」を「あまり枚数をたくさんでなく」「できるだけ大きく」使うことによって、読み手にも楽しんでもらえる紙面が出来る、とのテクニック色々にうんうん、と頷く。

3.日本語の乱れにご用心
気がつかないくらい定着してしまっている「日本語のまちがい」に注意を払うこと。
例えば・・・

○汚名挽回
これ、一見正しそうに思える熟語だが『汚名』は「返上」するもの。
「名誉」「挽回」とごちゃごちゃになってしまって、あやまった運用が定着してしまった例の一つ。

○カレーライス100円サービス!
「通常500円のカレーを100円引き!」なのか「通常500円のカレーを本日は100円で!」なのか、二通りの解釈に取れる文章。
この手の「書き手だけがわかっている」日本語が氾濫している現状の中、広報誌には細心の注意が必要。

こうした実例を引きながら、「新広報委員決定」→「ガイドライン作成」→「企画会議」→「編集会議」→「印刷」→「広報誌完成、配布!」までを、懇切丁寧に解説してくださった。

コンクールに実際に出品された広報誌の実例も取り混ぜながらの解説だったから、全てが『明日すぐに役立つ』ものばかり(^^)

ところで、ある女子大のテストで「『りょうさいけんぼ』を漢字で書きなさい」と出題したところ「料裁兼母」という答えが実際あったそうな。
それはそれで分かるイメージであるけれど(笑)

息子が不在なのは、なんだか妙な具合だ。
こんなに寂しいとは思っていなかったので、いかに彼の笑顔に毎日救われていたのかを痛感する。
たしかにPTAも面倒といえば面倒だけれど、それもこれも小熊のため。
そして、自分のためでもあるのだから、楽しく広報誌づくりに参加できたらいいな・・・と思う「小熊のいない一日」であった。

2004年6月5日(土) いろいろその後

今日は色々なその後について。

【6月1日〜2日の修学旅行から無事に帰還した息子のお土産話】

私「ね、旅行楽しかった? 病気とか怪我した人、誰もいなかった?」
ふ「楽しかったかどうかはびみょー。怪我した人はいないけれど、熱出た人いた。」
私「あらま・・・それは大変だったねぇ。」
ふ「うん。オレの部屋にも一人いて(どうやら2名ほど発熱したらしい)、オレ保健委員だったので先生に言いに行ったりして大変だった〜」
私「そっか。それはご苦労さまでした。
 でも、みんな揃って帰ってこられてよかったねぇ。」
ふ「鳴竜鳴らすの、あれ自分でやってみたかったなぁ・・・」
私「だれか、おともだちが代表してやったの?」
ふ「ううん、向こうの係りの人がやっただけ。触らせてくれないんだよ。」
私「へぇ・・・。つまんないね。そのうち、お父さんも一緒に日光また行ってみようか?」
ふ「石段が200段以上あって、ちょー疲れた。
 あまり楽しいものなかったんだけどなぁ・・・」
私「あとで筋肉痛にきくマッサージしてあげる。(ここで風呂の支度を早々にする。)
 日光には江戸村とか色々楽しいところもあるからさ。」

てな具合にあれこれ土産話を聞く。
「夜の1時くらいまで起きてしゃべっていて、さすがに眠いので寝たんだけど・・・。
 寝たぁ〜と思うと、また誰かがうるさくするし、 寝たぁ〜と思うと、今度は熱出す人がいるし、で、 寝たぁ〜と思うと、別の誰かがしゃべり始めるし、 寝たぁ〜と思ったらもう5時で、すぐに起こされて、オレとっても寝不足。」とは気の毒な話(笑) まあ、修学旅行なんてこんなもんです。

ちなみに彼のおみやげは東照宮の小さな金の置物と、竜をかたどったキーホルダー(息子用)、私と夫にはなぜか十字架のペンダントとキーホルダー、いちごキャラメルといちごチョコを買ってきてくれたのだった。

【スリムウォークその後】

わざわざ陰干ししてあったのに、私が出かけたときに夫が外に干してくれたり、とか、2枚しかないのを毎日交代ではいていたので、ラズベリーの香りはかなり飛んでしまっている。
けれど、洗濯の回数を重ねたことによって、生地の肌触りとてろん、とした感じは私好みになってきていて、よほどの暑さ以外は毎日愛用し続けているのだった。
効果のほどは・・・というと、まずおしりの下のラインから出始めた。
贅肉の部分が少しなくなってきたように思う。
それと目だっているのが、バストとおなかの境目のあたり。
水泳部在籍時の名残で、筋肉が割れているにはいたのだが、このところかなりあいまいなラインになっていた。
それが、かなりくっきりしてきたということは、余分な脂肪が燃焼し始めているということだろう。

思わぬ副産物として「生理痛の軽減」も経験済み。
布ナプキンに移行してから2日目の量がとても多くなり、生理が始まる前日の頭痛が1日目の夜あたりから・・・と、このところ変化していたのだった。
それが、スリムウォークと五本指ハイソックスで下半身をあたためているせいだろうか・・・今回は全く頭痛がなかったのである。
量の多かった2日めには専用の生理用ショーツをはいたほかは、スリムウォークで過ごして問題なし。
6月から夏用制服に衣替えしたことでもあり、ベージュ色のを早く揃えたいな、と思っている。

【職場のパソコンその後】

リソース不足がらみのエラーが多発し、フリーズやデータのロストが相次いでいる。
なんたってWindows98だもの・・・そろそろスペック的にも無理なんだよね。
でも、会議所の財政を考えると、おいそれと購入してもらうのも難しい・・・とだましだまし使用していたのだけれど、そろそろ限界。
おまけに、3年分のHPデータをイントラネットに格納していたのだが、共有サーバーもいっぱいいっぱいになってきて、全体としても対策が必要になってきた。
古いサーバー機やagree(上尾の地元パソコンというのがかつてあったのだ・・・)のパーツ取りをして、なんとかカスタマイズできないか、と上司1が懸命にがんばってくれたものの、聞こえてくるのは哀しい「ピー」というエラー音(^^;
起案を出していただき、新しいマシンの導入のお願い中である。
私のデータは、みなさんと共有する必要がないので、ローカルマシンさえ不調でなければ、データはそのマシンに落としておけるから、共有サーバーもかなり空くのだ。
どうか起案が通りますように!

【台所せっけんその後】

生協の米ぬか石けんとか、PAX NATURONの400番(りんごエキスの香りつき)とか、複数種類がいつも台所には置かれている。
最近は、400番を使用することが多かった。
爽やかなりんごエキスの香りが気持ちよかったのだ。
が、しかし・・・このところのストレスで免疫力が低下していたせいか、どうやらこの香り成分に手が反応したらしい。
なんと・・・主婦しっしん状態で蕁麻疹が出ることが増えてきてしまった。
健康体であれば、全く問題のないレベルの自然の香りなのに・・・で、先日「ステラタウン」内で購入したマルセル石けんを台所用として下ろすことに。

オリーブオイル100パーセントで作られたこの石けん、洗面所、お風呂場とかなり重宝に使っていた。
独特なオリーブオイルの香りがあるものの、洗い流してしまうとその香りは体にはつかない。
石けんシャンプーとして使用してみても、石けん独特のきしきし感もなく洗いあがって、おまけに泡切れがとてもよかったので皿洗いに適用しよう・・・と相成ったのである。
固形石けんを台所で使うのは、私の場合それほど珍しいことではない。
シャボン玉のスノール(固形)をスポンジにすりすりして使っていた時期も長かったので、今回も気持ちよく使用している。
なんといっても泡切れがいいし、きめ細やかな泡立ちが洗っていてもいい感じ。
かなり大きい上に、マルセル石けんにしてはお買い得値段で4個組だったので、しばらくはこれでしのげそう。

免疫力を高めるのとダイエットに効果があるらしい、という「にがり」を使い始めている。
職場の若い女子職員さんは既に1ケ月「にがり水を飲んでるわ」という経験もお持ちだ。
お茶やお水に、にがりを1〜2滴たらしたものを飲むだけでいいという手軽さも魅力の一つ。
自宅に1本、職場の働くフロアに1本、地下の休憩室にも1本置いて、みんなで活用してもらっている。
水または精製水200ミリリットルに、にがり小さじ1/2または1杯を入れたローションを霧吹きで顔や頭にかけるのもいいそうだ。
歯磨きに使ったり、ご飯を炊くときに入れ込んだり、と様々な用途で使えるのもまた嬉しい。
ミネラル不足はストレスを増すそうだから、せいぜい活用して心おだやかに過ごすこととしよう(*^-^*)

2004年6月7日(月) 星の子ブラザーズ


大学で、教員免許を取得する際に児童心理学や教育法について色々学ぶ機会を持った。
シュタイナーの教育理論に出会ったのもその頃である。
今から20年以上前から興味を持ち続けているものの、シュタイナー本やサイトから断片的な知識を得るにしか至っていないが、子育てに応用出来るものは取り入れて息子と楽しんだりしたものだった。

布ナプキンを使い始め、稚拙ながら手づくりも始めたことに端を発して、最近は「手作り」することが楽しくなってきた。
布地は目で見る楽しさのほか、手で触る「触感の楽しさ」もあり、ちくちくしている時間が私の場合、ストレス発散の時間ともなっているのである。
昔から作ってみたいな・・・と思いつつ、手を出せずにいたものの一つに「ウォルドルフ人形」がある。
サイトで検索したところ、『絵本の店・星の子』http://homepage2.nifty.com/hoshinoko/doll/waldorf1.htm には、キットのカタログもあることが分かり、どんなものから作り始めようか・・・と悩んでいた私は、まずカタログを取り寄せることにした。
C体のお人形あたりから作り始めるのが順当だろう・・・と思いつつ、かなり大きなお人形なので、男所帯の我が家では置く場所に困るかな、と少しばかり躊躇する。
住まい近くで実際にキットを手にすることが出来る場所は・・・とカタログを眺めていたら・・・あららん、クレヨンハウスにあるではないか。
Mびさん、Mかちゃんと一緒に行くことの出来なかったクレヨンハウス。
かつての職場が原宿に会ったので、以前はよく遊びに行っていたのだが、最近はご無沙汰している。
といった次第で、キットの実際を眺めるべくクレヨンハウスに行き、「たぶん、これなら家族にも抵抗なく受け入れてもらえそう」という『星の子』のキットを購入したのだった。


『星の子』は、身長15センチ、両手を広げた横幅が12センチぐらいの可愛らしいサイズのお人形だ。
色は全部で12種類ある。
今回私が購入したのは、赤と緑色バージョン。
奇しくもガチャピンとムックの配色である(^^)。
洋服の部分はベルベッド、肌の部分はジャージ、中の綿や髪の毛の毛糸に至るまで、全てオーガニックな素材だ。
どれもこれも肌触りがとても気持ちよく、縫いながらその心地よさにうっとり。
ついでに、裁縫箱の中に入れてあった、メイド・イン・アースのハンドタオルからはずしたタグとハギレ布でハートも拵え、お遊びで追加する(^^;

1番初めに拵えたのが、緑色の方。
少しぽっちゃりとした体型に仕上がった。
2番目に作った赤い方は、頭の位置が上になってしまったので、背高のっぽな風情。
同じキット・型紙でもこうも表情が異なるのが面白い。
出来上がると、パペットマペットよろしく、ショートコントを演じながら息子と夫にお披露目である。

私の落とし噺があまりにもくだらないので、息子はゲラゲラ笑いながら、緑色くんを手にした。
ふ「あ・・・すごく気持ちいいね。これなんていう生地なの?」
私「ベルベッドっていうの。ほら、この間、布ナプキンをちくちくしていたときにも触ってもらったあれと同じような布地よ。」(まふまふさんの布ナプキンもベルベッドを使っているのだ・・・。)
ふ「ふーん。可愛いね。星の形してるんだね。」
私「そう。これ、星の子っていって全部で12種類あるらしいんだ。
 手足を動かすとお話の時にとっても可愛いから、全色作ろうかな。」

私「そうそう。この子たちにまだ名前がないの。
 どんなのがいいと思う?」
ふ「うーん・・・。緑色のはブロッコリーなんてどう?」
私「あ、それいいね。じゃ赤いのは?」
ふ「トマト」
私「いいねいいね。それに決定!
 じゃ、青い色もあるらしいんだけど、それはどうしよう?」
ふ「青い色の食べ物ってないね・・・(たしかにそうだ。)
 じゃ、空にしようか?」
私「それもいいね。でね・・・」
と、延々と12色について考えながら、またも寝入ってしまった私。

枕元には、息子が「母さんと一緒に読もうと思って昼間買ったんだ♪」という『パペットマペットの4コマショートコント大作戦』(竹書房)という単行本が転がっていたのだった(*^-^*)。

2004年6月12日(土) ひょっちの災難

やれやれ・・・やっと土曜日だ、と仕事のない週末をのんべんだらりん、と過ごそうかと思っていたが、世の中そうは甘くなかった・・・。

今月に入って、研修会や部会などで既に何日も職場のお休みをいただきながら作業にあたっているPTAの広報紙作りがいよいよ大詰めの状態。
6年生3名でトップを担当することになった。

3名とも仕事持ち。
仕事をもっていない低学年のお母さんたちのように「平日午前中が都合がいいですぅ」といったスケジュールでは動けないので、土曜日を利用して、本日、近くの公民館に集まった。
ミニ広報部会、といった按配である。
もちろん短時間で作業を終わらせるべく、あらかじめ分担して、レイアウトの叩き台作りやカット選びとコピー、原稿・写真の依頼など、各自分担した作業を持ち寄った上での会合であった。
公民館のロビーには、いくつもの丸いテーブルや長テーブルが用意されているので、三人で陣取って早速割付け作業に入る。

TOPページは、修学旅行の報告とPTA会長のあいさつ文でおしまい。
たったのこれだけを入れるのにも、あれこれ手順があって結構煩雑なのだ(- -
ある程度のレイアウトは既に叩き台を作ってくれてあったので、先生にお願いして撮っていただいた写真を選定し、キャプションを考え、はめ込んでいく。
前年度の役員さんが依頼した折にかなりアバウトだったらしく、PTA会長さんから証明写真の形でお写真をいただくなど、少し手違いがあり四苦八苦(^^;
会長さんとは学童でもご一緒したことがあるのでお人柄をよく存じ上げているのだが、彼のナイスガイな人柄で出ている写真とはいいがたく、総会の集合写真からなんとかトリミングできないか・・・とない知恵をしぼってあれやこれや(^^;
先生たちが旅行中に撮ってくださった写真も、ハードスケジュールで撮影どころではなかったせいだろうか・・・。こどもの映ったものが大変少なく、選ぶのにも一苦労・・・。東照宮の建物だけを広報紙に載せてもねぇ(苦笑)

出掛けにバタバタしていたので、息子に修学旅行のしおりを借りてくるのを忘れてしまった。
他の方も同様だったので、公民館に一番近くにお住まいのお母さんが、娘さんに電話をして届けてもらうことに。
Sさんの娘さんは厭な顔一つせず、しおりを届けてくれただけでなくて編集作業も手伝ってくれたのだった。
嬉しくなったので、私は持参していた『爽健美茶』についていたおまけの天然石(実はこれが欲しくて途中のコンビニで買ったのだが)のクマをあげた。
ものすごく喜んでくれた。
ロビー脇の図書室で「本読んで、お母さん待ってる」という彼女に、
「あ・・・絵本の面白いのあるんだけど。バムとケロって知ってる?」と例の犬とかえるの話をする。
彼女は目をキラキラさせて「読みたい!」と言ってくれたのだが、あいにくと書棚にはなかったのだ・・・。他にもいくつか好きな絵本を紹介して、少しばかり談笑する。
息子と同年代でも女の子だと、また好みも読み方も違って面白いな。
6年生になっても、やっぱり絵本は好きなんだな・・・となんだかニッコリ(*^-^*)

と、夕方1時から3時半まで作業を行い、帰宅したのが4時近く。
汗をふきながら、冷蔵庫の中のウーロン茶を飲んでいたら、あららん・・・いつも6時近くまで帰ってこない息子が帰ってきた。
どうも様子が変なので詳しく聞いてみると、おともだちと遊んでいたときに走っていて、大きな石につまづき、からだをひねるような形で転んでしまったとのこと。
「ものすごく痛いから、骨が折れているかもしれない・・・」とかなり心配顔で訴える息子。
捻挫なのか、骨折なのか、はたまたヒビが入っているのか、素人の私にはわかるはずもない。
急いで湿布をし、氷水で冷やすも息子の痛みはなかなか落ち着かない。
幸い、今日は夫も自宅で仕事をしている。
パソコンで報告書を作成中で申し訳なかったけれど、すぐに自動車を出してもらい、駅前の整形外科へ・・・。

触診のあと、レントゲンを撮影した。
見える範囲での骨折はないとのこと。
そっか、その程度のことしかわからないんだね。
「見える範囲」というのが少々気になるが「捻挫の重たいのだと思いますので、理学療法と投薬、貼薬で様子を見てください」と担当医に言われる。
息子が理学療法(どうやら電気をあてていたらしい。ビリビリどっかーんが10分だったそうな(笑))を行っている間、待合室のソファーで『週刊女性』の6/22号をたまたま手にしてパラパラめくると、ナプキンの特集ページがあり、Wemoonだけだったけれど布ナプキンも紹介されていた。
4名ほどの女性が覆面で、各メーカーのナプキンを前にしてあれこれ品評する座談会形式の記事だった。出席されている方はどなたもまだ布ナプキンをご存知なかったようで、布ナプキンに添付されてた説明書を読んで「エコなの?」「試してみようかな」といったノリの記事。
それにしても『週刊女性』にも載るようになったんだなぁ・・・とちょっとビックリ。

で、電気ビリビリが済んでから包帯まきまきゾーンに突入。
いつもお世話になっている若くてハンサムかつ優しい療法士さんに、「固定具作りましたから」と説明していただきながら、ひざから下を軽めのギブスを巻かれた上に包帯をぐるぐるっとされて、気分はすっかりフランケンシュタイン状態(^^;

「当面、運動はナシですよ」
「月曜日まではお風呂も控えてください。」
「受付で貼薬と塗薬が出るかと思いますが、この包帯は月曜日までこのままにしておいてくださいね。今はいい位置で固定することが一番の優先課題ですから。」
「けれど、痛みが激しくてどうしようもなかったり、かなり腫れてるな・・・というときには、即刻固定具もろとも包帯をはずしてくださいね。」
以上の諸注意を受けた。
なお、足が濡れないようにすれば、汗を落とすためのシャワー程度なら、かまわないとのこと。
蒸し暑い時期だけにシャワーだけは・・・と思っていたのでホっとする。

幸い、骨折していなかったからよかったものの、この暑いのに右足ぐるぐるな息子は、かなり難儀な思いをする羽目になってしまった。
「大変だと思いますが、しばらくは毎日通院してくださいね」と言われた私・・・毎日、仕事を早退というのも難しいと思うけれど、出来る限り通院して、早く息子の足を治さないとね。
プールの授業もあることだし。
小さい頃ほどデンジャラスな事件は起こさなくなったけれど、「ひょっちの災難」=「私の災難」という構図はまだまだ続きそうである。
さて、お祓いをしておこう。
あらったま、きよったま(笑)

2004年6月19日(土) ぐらするーつ


今週もまたバタバタし通しの一週間だった。
先週の土曜日の広報ミニ部会に引き続き、水曜日には正規の広報部会があって、土曜日の成果を持参し小学校へ。
部長さんにあれこれ伝達しながら、出来上がったものをお渡しした。

ページ組みは出来ていたものの、修学旅行の写真に関していえば、先生がデジカメで撮影してくださったものを流用させていただくため、印刷所に渡すための下準備が色々必要になる。
必要となる写真をあらためて焼いてもらうと共に、データをCD-Rに焼き付けてもらうなどの手配が必要なのだ。
仕事の関係もあったので、詳細のメモをつけ、部長さん経由で正式に先生にお願いする。
翌日にはもう仕上げてくださっていたので、出勤前に私が学校に受け取りに行って、とりあえずデータは全て入手できた状態に。
あとは、週明け月曜日の印刷所との打ち合わせを待つのみ。
難航したらしい2〜3面のあたりが少し心配だ・・・。
それにしても、今月は広報の仕事のせいで随分休みをいただいてしまったため、昨日の「創立記念日で小学校お休み」の日に、息子のために休むこともできなくなってしまったんだよね・・・。
なんだか割り切れない気分。ふみや、ごめんね・・・。

作業のさなか、あれこれ相変わらずもめていて、「どうしてこう時間内にちゃちゃっと終わらせる工夫をしないんだろうなあ・・・」と思うことあれこれ。
仕事持ち、そうでないに関わらず、子育ての最中は時間がいくらあっても足りないはずなんだ。
だから、もっと効率よく「何もかもを入れようとせず」「人の意見も尊重して」「切るべきところは切り捨てて」、紙面に反映していかないとならないのに・・・。
次号の前に反省会を開き、「もっと効率良く作業できるようにしたい」と部長さんがしみじみおっしゃっていた。
2〜3面の難航の原因は、ある学年の写真が少ないので何とか追加取材したい、みたいな話題が中心だったらしく、それで部長さん・副部長さんが午後6時過ぎまで振り回されたんじゃあ確かに堪らない。
この次は、もっとスパスパいこうよ(^^)。

仕事を持っているメンバーは、職場に無理なお願いをして休んで作業にあたっているから、このあたりのことはシビアに割り切って作業をしているのだ。
たった1号きりしか広報紙が出ないのであれば話は別だが、後にまだ3号発行の予定なのだ。
だったら、全体でバランスが取れればいいではないか。
自分のお子さんの学年が少ないのが寂しいというのもよく分かるけれど、それを主張し続けていたら、絶対にレイアウトなんて決まらない。
追加の取材だって間に合わないことが大半なんだもの。
困ったことだと心底思う。

ところで、自分の持ち場が終わった水曜日、他の班にお邪魔しようかと思っていた矢先に職場から携帯に電話が入る。
職場で発行しているタウン紙がらみで緊急事態発生。
まる一日のお休みを申請していたのだが、急遽職場に直行し写真データ探しとなる。
自転車ですぐに動けたからいいものの、おかげで久し振りにゆっくり池袋でブックハンティングしようと思っていた時間が減ってしまってちょっと残念。
でも、仕事のほうが大事だもの。なんとか間に合ったみたいでよかったよかった。

探している本は、ふみやに頼まれた『HUNTER HUNTER』の1〜3巻と、私が読みたい『昔の女性はできていた』(宝島社)の2つ。
駅前の新栄堂書店には『HUNTER〜』は3巻からしかなかったのでペケ。
仕方がないので足を伸ばしてジュンク堂へと出向く。
予想にたがわず『HUNTER』の1〜3巻全てが揃った。
おまけに、私の探していた『昔の女性〜』もカウンターでお聞きしてすぐに出してもらえたので、さらにさらに嬉しい。
この本は「昔の女性は月経血もコントロールできていたのに」といった切り口で書かれているどちらかというと医療関係とも思える本。
なので、どの売り場にあるのか検討がつかなかったら、案の定2階の医療関連の場所にあったそうな。
まだ半分も読めていないけれど、女性のみなさんには是非一読していただきたい超オススメの本。

せっかく池袋まで来たついでに・・・とサンシャインの中にある舶来横丁内「ぐらするーつ」さんにも立ち寄った。
お友達に贈るためのメイド・イン・アースの布ナプキンの購入が目的。
ほかには「はっぴーむーん」も置いてあったのだけれど、残念ながら昼用はパッドのみで夜用しかホルダーもない状態。
アースのグリーンを購入した。


いつもながら店内には心惹かれるものが沢山!
アースの色合いでさんざん悩んでレジに向おうと思ったところ、レジ前のアクセサリー棚にとてもキレイな紫色の指輪が・・・。
今年の一月からずっと指輪をつけずに過ごしていた私だが、価格が500円と魅力的なこの指輪をついつい購入してしまった。
横にはあたたかい色調の赤いめのうもあったので、どちらにしようか悩みつつ、今回は紫を購入。
ラベンダー色がとても涼やかで美しい。
紫色だけれど、アメジストではなくめのうの一種とのこと。




「ぐらするーつ」では、ちょうど粘土や石けんのフェアも行っていたので、ガスールの実際を手にすることが出来た。
ガスールは、少し前『喫茶室』でも話題にのぼっていて気になっていた商品。
でも、実際に見てからにしよう、と思っていたところだっただけにタイムリーな出会いに即購入(笑)
固形タイプと粉末タイプの2つを購入、おまけに日焼け止めのお試しサイズ(こちらはナイアードの製品ではない別の会社)と、アダテペの石けん(バージンオイル100パーセントで出来たトルコの石けん)も購入してしまった(^^;
ガスールは、職場の若い女子職員も@コスメで知って既に愛用している人もいたので、昨日、まだ使ったことのないみなさんに少しずつお裾分け。
みんな「どんな感じかなぁ」と楽しみにもらってくださった。よかった、よかった(^^)
私自身は、初日に洗顔に使って洗い上がりのしっとりさ加減を体験。
二日目にはシャンプーに使って、リンスいらずのつやつやさ加減にうっとり。
三日目には、化粧落とし用クレンジングとして使用し、その洗い上がりのさっぱりさ加減と、後々の潤い加減にまたビックリ、といった程度しか、まだ使用していない。
「パックに使うのもいいですよ。作り置きして冷蔵庫での保管も可能」なんてことも、若い職員に教えていただき、あれこれ試そうと思っているところ。

○ガスール 大地からのおくりもの
 http://www.naiad.co.jp/ghassoul/

○ナイアード・お試しセット
 http://www.naiad.co.jp/naiad_set.html

[追記]先日、久しぶりで結城浩さんのページに日記を読みに立ち寄ったら『声のかけら』というwikiクローンが配布になっていました。
ちょっと面白い掲示板だったので、早速設置してあります。
よろしかったらお立ち寄りください。

○声のかけら
 http://verdade.sunnyday.jp/kakera/

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Akiary v.0.51