日記

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2003年11月3日(月) 涙をこえて


昨晩、ステージ101の復活コンサートの模様がBS2で流れた。
CATVに加入する際にBS加入は必須だったので「あまり見ないのにモッタイないなあ…。」と思っていたのだが、昨日ほど「入っていてよかったなあ…」と実感したことはなかった。
関連BBSにお邪魔して書きこみを行ううちに、当日のコンサートに参加された方から、様々なエピソードをうかがったり、画像をいただいたりしていた。
90分という限られた時間の中で、当日の模様がどこまで映るか・・・少し心配だったのだが、さすがNHK!
ナレーションも必要最低限に抑え、場面切り替えもスムースな見事な編集で見ごたえ十分だった。

あの懐かしいオープニングが流れて『Up Up and away』が流れてくる頃、一緒に歌を口ずさんでいても、自然と涙ぐんでいた。
一緒にテレビを見ていた息子はたいそう心配し、隣の部屋で布団を敷いていた夫に「ママが泣いてる」といいつけに行ったくらい(^-^;
何しろ大所帯だし放送された期間も長い番組だつたので、当日のメンバー全員が参加出来たわけではないし、コンサートで歌ったすべての人が画面に映ったわけでもない。
けれど、私達ファンが30年近く夢見つづけたことが、こうして現実となったのだ。
「ああ、もっとこの人のこの歌が聴きたかったな」は、どのファンにもあったことと思うけれど、本当に幸せなひとときをプレゼントしていただけた。
このコンサートの実現に携わった全ての人々に感謝します。

放映当時、私は山崎功さんのファンだった。
山ちゃんは後期101のメンバーで、声質もどちらかというとジャズ向き…つまり、若さと元気の塊のような101のコーラスの中では異色な存在だった。
画面中央に映ることもあまりなかったし、どちらかというとダンスもあまり得意じゃなかったと思う(*^-^*)
いつも山ちゃんの低い声をコーラスの低音部から聴き分けて、「カメラもっと右!」と叫んで応援していた日々…昨晩、それと同じ体験を「グレンミラー・メドレー』で体験し、気分はすっかり小学生に戻っていた。

一緒に見ていた息子も『デゴイチ』や『人生すばらしきドラマ』のコーラスをすぐに覚えて歌っていたし、101初体験だった夫も『あ、コーヒーの歌だ』(ロバータ・フラックのkilling me softly)や『ビューティフルサンデー』『木綿のハンカチーフ』はよく知っていたし、上條さんが登場すると「『出発の歌』ゼッタイ歌って欲しいなあ!」と同世代らしい反応。
これは、意外なことだったので嬉しかった。

チャープスの『気になる女の子』…とってもキュートだったなあ!
ミニがよぉくお似合いでした。
私もダイエットせねば。
次の世代に後継ぎを…と「ヤングJR」のコーナーもあり、どのメンバーも歌唱・ダンス共に見ごたえ有り。
次を考えていく、このあたりのセンスもとても嬉しかった。
「なくした過去に泣くよりは」「輝く明日を信じて」動こうね。
エネルギーをたくさんありがとう。
さて…NHKに地上波での放送お願いメールを出させねば(*^-^*)
ファンにとっては、まだまだやることがたくさんである♪

2003年11月4日(火) エビアン


今年の夏あたりから、私は「ミネラルウォーターフリーク」である。
ストレスを溜めずに血液さらさらを目指したいのと、ダイエットのためにはまず「いい水から」が基本だからだ。
山咲千里さんの『美肌』を読んで刺激を受けたり、水の結晶の写真集に出会ったのもこの頃からだ。
一番美味しいとお気に入りなのは、セブン・イレブンで買える『出雲のおいしい水』。
神様の住む地出雲の波動が水に浸透しているせいか、まろやかでとても口当たりがいい。

最近、美味しくはないのだが心がけて飲んでいる水に『contrex』がある。
日本人の苦手な硬水で、マグネシウムの含有量が多いため、なんとなく塩っぽい。
これが、ダイエットにはまことに良い…というのと、ポイントを溜めるとフランス製の時計やバッグなどが当たる!・・・という素敵なキャンペーンを実施しているので、先月から一生懸命飲んでいるのだった。
しかし…はっきり言ってこの水は冷やして飲まないとかなり「マズイ」。
最近は、かなりこの味に慣れたので、起きぬけに2杯程度なら飲んでもどうということもなくなってきたが…ごくごく飲める味でないのは確かだ。
でも、せっかく溜めたポイントを無駄にしたくないので、毎日ではないけれど飲み続けている。
そんな私が今日は『エビアン』に浮気してしまった…。

通勤途中の『ファミリーマート』(コンビニではここでしかなぜか売っていないのだ。)でcontrexを買おう…と立ち寄ったら、あららん♪
エビアンのムーバブルボトルに何やら「おまけ」がついているではないか!
しかもよく見ると「時計」なのだ!
値段は税込みで195円。
…ええっ! 一体これってどういうこと?

時計は、若い人の間で人気が出ているブレスウォッチだった。
全部で6種類あるという。
私は腕にはめる部分が可愛いベビーピンクのタイプをゲットした。
職場で時間合わせを行い一日腕にはめていたが、さしたる狂いもなし。
うーむ…原価は一体どうなってるんだろうか?
イヤーボトルもそろそろ発売になるというし…やはり、オシャレな雰囲気ではこの『エビアン』の演出がダントツにウマイ!と思う。


しかし、である。
『エビアン』のサイトのTOPからflashバンバン使うのは止めて欲しいなあ…。
あれじゃ、マシンのスペックとかブラウザによってはかなりしんどいと思うから。
動かさなくても十分キレイなデザインなんだから、「水のようにシンプル」なページのほうがいいと思うんだけど(*^-^*) 明日は息子に似合いそうな色で、エビアンをまた購入の予定。
contrexの目標ポイントが溜まるのは、一体いつのことだろうか(;;)

2003年11月6日(木) 荒廃する中学校

今日は学年部の会議のあった日。
なので、仕事はお休みをいただき午前中小学校へと出向いた。
先月開催したふれあい広場の反省および校外パトロールの問題点について。
そしてPTA永遠の課題「連絡網の徹底」についてが主な議題だった。


ふれあい広場については、各々の担当者から反省点が上げられた後、結構活発に意見が出た。
本部からもおおむね良い評価をいただいているようだ。
パトロールの問題点は色々あるのだが、「いつも同じ人が欠席してグループの人に連絡しない」とか「未就学児童を自転車に乗せてのパトロールする場合」の保険の適用とか危険度についてとか…。
まあ、いつものごとく色々あるものだ。
「連絡網」の話はぶっとんでしまうのだが「ふれあい広場のバザー提出期限を2日間延長しました」という内容が「ふれあい広場が延期になりました」にすりかわって電話で流されていた、なんていうとんでもない話も(^^;
メモ、しっかり取ろうよね。で、必ず伝言内容を復唱し確認してから次の人に迅速に流そうね。
最後の人は頭の人に「連絡まわりました」と電話するのは当然のことよね。
この、どれもこれもが守られていないお宅の多いこと、多いこと。
昨今、物騒な事件も多発していて「緊急の連絡網」がまわってくることもないとは言いきれないだけに、この状況はかなり不安。
学年部部長からは「そういう状態のまま6年間過ぎてしまうのは、そのお母さんのためにもお子さんのためにもよくないので、学年部さんは根気良く連絡網の徹底をお願いします。」だって。
はぁ〜あ。

ところで、先週の土曜日に息子の学校および近接する中学校では「人権問題関連の授業参観」&イベントが開催されていた。
息子の学校では、2・3時限目を公開授業にしていた。
この「公開授業」というのは、一般の人も校内に入って見学可能だし、他のクラスの参観もOKというものだ。
ふみやのクラスは、2時限目が人権関連の授業(クラス担任)、3時限目は音楽の授業(音楽の専門科目の先生)。
11/5の市の音楽祭に息子のクラスが学校代表として出るため、合奏曲の練習風景を見させていただいた。

合奏曲は「世界にひとつだけの花」と「生命のいぶき」という曲。
あ…大太鼓のリズムがどんどんずれていくから、ピアニカとリコーダーが同じ速度で動けない、とか、木琴・鉄琴の音がよく響いているけれど、もっとテヌートかけた方がよいんじゃないの…とか、ついつい耳についてしまう私(^^;
音楽担当の先生が、かなりクールというかキツイもの言いの先生みたいで、こどもたちへの投げやりな問いかけの様子が気にはなったけれど、どの子も一生懸命練習していたし、楽曲の完成度もそれなりの仕上がりでそれはそれで満足だった。

と、夫と二人で授業参観後、近くのセブン・イレブンでお昼の調達をしようと思ったら、こどもたちも参加出来るNPOを運営している友人夫婦にばったり出くわす。
このご夫婦のご長男は、今年から中学校へあがった。
「ひさしぶりぃ〜」とお互いあいさつを交わし、その後友人は開口一番、
「中学校の授業参観に行ってきたけど…ものすごいことになってんのよ!」と興奮気味。
ご主人ともども「あれじゃ授業にならないよね」というから…うーん、どの程度すごいんだろうか、と色々聞かせていただいた。

まだ1時限目はよかったんだって。
ざわざわしていても席にちゃんとついているから…。
2時限目の終わり頃から、席を立ってうろうろするのとか、机の上に足を放り投げて黒板めがけてモノを投げたりするのもいたんだそうな。
え? 中学校なんてそんなもんだろうって?
けどね、この日は授業参観なんだよ!
あまりのうるささと、しまりのなさに、見ていたお父さんの一人がさすがに注意したとか…。
こんな状態でも、息子が通うことになるであろう、その中学校は市内では『ベスト3』(校内風紀が安定しているって意味でのベストだと思う)なんだって。

今日の学年部の会議でも、他校とのグループワークで聞いてきた話やP本部からの割り当てでいかなきゃならない青少年育成連合会の講演会(あたしも先月行きました…)の事例報告なども伝えられ、もう「中学校だけでくいとめてなんとか出来る状態じゃない」ってのは痛感しているところ。
地域ぐるみ、中学以前…しかも幼稚園・保育園から既に崩壊の芽は出始めているとか。

こどもを持つお父さん、お母さん!大切なこどもたちをこんなに荒廃した世の中に送り出していいものでしょうか?
夢とか希望とか明日とか…明るいきざしを心の支えに出来なくなったこどもたちをどんどん増やしていっていいのでしょうか?


今日の会議で聞いて一番ショックだった話。
息子の通った幼稚園近くの公園で、その公園の近くの中学に通う女の子が、昨年カセットコンロのガスを吸って死亡した、という話。
彼女は遊び仲間とふざけ半分でそれを吸い、量が多かったため死んでしまったのだ。
そんなもの吸っても、ちっとも楽しくなんてないんだよ!
心がわくわくドキドキして楽しく感じるものは、もっと他にたくさんあるのに。
もし彼女が私の好きな101の歌を聴く機会があったら…「こんなのこっぱずかしい」と言いつつも、少しは「明日」とか「希望」ということについても考えてくれたかもしれない。
こどもたちの置かれている状況、オトナたちはもっと真剣に考えていきたいものだ。

2003年11月7日(金) 101の台本が届いた!


101オフィシャルサイト経由で注文しておいた、先日行われた30年ぶりの復活コンサートのパンフレットと台本が昨夕届いた。
このコンサートのことを知ったのが、なんとコンサート当日だった私としては、BSの放送を見たあとも「ステージではあとどんなことやったのかな…」と気になっていたのだ。
オフィシャルサイトのBBSで知り合うことの出来た昔からの101ファンのみなさんから、当日のエピソードなど色々聞かせていただいていたし、舞台前の101メンバーについては「るんさんのメイキング日記」(オフィシャルサイト内にあります。)で堪能させていただいたけれど、やはり、ね(*^-^*)
そんな「コンサートに行けなかったファンのためにも」との心遣いからだろう…Tシャツの販売と共に、パンフレット、台本も購入出来るとあって、届くのを心待ちにしていたのだった。

届いたパンフレットをドキドキしながら眺める。
メンバーの顔写真と近況が短い文章でしたためられていた。
私のご贔屓の山ちゃんは「限りなく自由業に近いサラリーマン」になったとのこと。
101終了後、『ミエと良子のおしゃべり泥棒』のステージで一緒に歌っているのは、何回かテレビでも見ていたのだか…Yシャツにネクタイ姿の山ちゃんもまた素敵(^^)
しかも、髪の毛は真っ白。なんてダンディさに磨きがかかったんだろう…。
BSの放送の時、曲と曲の間で踊りのおしまいの姿勢からぐらっと体制が揺らいで、お隣さんによっかかりそうになったところとか、コーラスの場面で両隣のメンバーの肩をやさしく抱いていたのとか、細かいチェックはしていたけれど、やはりアップの写真は嬉しい。
当日のゲストのコメント欄も眺めていて楽しかった。

台本はもう感涙モノだった。
放送チェックの後というのもあるのだが…ああ、ホンだとこうなっていたのに、ここでこんなトークがあったんだなあ、とか、そうそう、ここの体形移動がまた素敵だった、とか…。
歌詞も全部書いてあるので、鼻歌を歌いながら追体験する楽しさ。
今日の掲示板にwakaも書いていたけれど、決して「過去としての101」ではなく「明日に架ける橋」としてのイベントであり、ヤング101でありJrなんだと思う。
40を過ぎで「明日を信じる」なんていうと、青臭くて変なヤツと言われそうだけれどね。

明日から毎年恒例のあげお祭り。
11/8(土)・9(日)の2日間、上尾市民体育館で開催される。
同時開催で「あげお工業フェア」も「アグリフェスタ」も行われるので、市内のお祭りの中では一番規模も多く、集客も見こめるお祭りなのだ。
毎年のことだが、前日の会議所はそれはそれは慌しく、男性職員の大半はお祭りの準備で出払ってしまい、留守組もまたなかなかに大変だったりする。
上司1もラーメン大好きなKさんも、今日はジーンズにトレーナー(上司1など午後は半そでになっていた(*^-^*))で肉体労働の連続。
本当にうちの事務所のみなさんは、よく働きます。感謝。
肌寒いお天気になってしまうことの多いお祭りだけれど、どうかお天気でありますように。
私は明日、母校の大学同窓会があるので世話人として参加のため、初日のお祭りは参加出来ないのが残念。
日曜日に行けるのを楽しみにしています。
雨、降らないでね!

2003年11月15日(土) Beatlesはやっぱりいい!

日記を書かないでいる間にあげお祭りや和光大学日本文学会などあって、結構慌しく過ぎていった。
耳ボラ関係では、後任の渉外担当さんへの引継ぎ開始。
サーバーを移行する忙しい時期とあたってしまって申し訳ないけれど、区切りであるからこそ、きっちりしておきたかったんだ。
もう活動が継続できないのに、中途ハンパにダラダラするのだけは、ゼッタイに厭だったから。
これを機に、心に苦く残っている様々な出来事もすっきりさせ前に進もう。
私なりにゆるゆると。

ところで、ビートルズのアルバムが35年ぶりにリリースされるという。
今回のアルバムは、従来出たもののアレンジを極力シンプルに戻したバージョンとのこと。
私が見るテレビ番組は、朝晩のニュースと息子と一緒のこどものための番組程度なのだが、その短い視聴時間の中に、あの懐かしいLonging Winding Loadが流れてくると、とてもほっとする。
11/8の大学文学会講演会で、植村先生から『Beatlesの歌詞から読み取れる、男の子と女の子の物語』という、とても興味深いテーマについて拝聴させていただいたばかり。
あの繊細なメロディーには、とんでもなく厄介な秘密がたくさん隠されていて、初期の頃から解散時期まで「時系列」に並べて歌詞をじっくり読んでいくと、「ストーカー的執着」あり「女の子の裏切り」あり…結構物騒な男女関係が読み取れるというのだ。
これは是非取り組んでみたいテーマ。
全部の歌詞にあたることは、なかなか大変だと思うけれど、時間をみつけながら研究してみたい。
Beatlesの歌詞に読み取れる男女の変遷は、社会情勢をかなり反映していて、この後ロックという音楽自体に大きな変化が訪れることになる。
しかし、今のアーチストの中にも、この『Boy meets girl』の系譜をちゃんと引いている人もいて、植村先生は継続して研究中とか。

大原先生の「方言による憲法条文の朗読」も面白かった。
このところの選挙結果を眺めていると、憲法9条とか、基本的人権とか…題目のようにして習った法律が、なんと軽んじられていることか、と悲しい気持ちになっていたところ。
血のかよった言葉を話し、多くの人と共に考えるのは大切なことだと思う。

PukiWikiのCSS変更テストも兼ねて『Web小技覚書』をYukiWikiから移し替え始める。
職場のブラウザにためこんであるさまざまなTipsのURLを、どんどん流し込む予定。
PukiWikiも外観を変えるだけで、かなり印象が違うものだな。
同窓会HPにもPukiWikiを入れてあるので、近々カスタマイズの予定。

2003年11月16日(日) おなかにくる風邪と101

毎年この時期になると、息子はおなかの調子が悪くなる。おなかにくる風邪…ウイルス性胃腸炎だか何だか、と正式名称のついているあれである。
ロタウイルスあたりが悪さをしているのだろうけれど…。
なので、野球部の練習はお休み。
私は夫の会社のHPづくりなど。
さて、どんな一日になることか…。
※ところで…
101の地上波放送がどうやら決まったらしい噂が…。
まだ局側からの正式な発表がないので定かではありませんが、

◆12月21日(日)午前1:05〜2:36総合テレビ(※20日深夜)
 ミッドナイトチャンネル
 「ヤング101 復活コンサート」
 〜東京・Bunkamuraシアターコクーンで録画〜

とのことです。
うーん…やはりこの時期の番組編成表に割りこむためには、この時間帯しかなかったか…。
BSではやはり録画できなかったので、今度はバッチリ録画しよっと(*^-^*)

2003年11月17日(月) 言葉の行き先

『あぴお』12月号には、スイーツの特集が掲載される。
このページの担当は、なんと上司1。
担当を言い渡されたのが先々週の金曜日…。
でもって、デザイン会社が年末進行に入っているものだから、先週のうちに大半の原稿を入稿しなければならなかったのだ。
「特集」ページなのに、こんな無茶苦茶なことでいいんだろうか…。
と、いつものように疑問を抱きつつもいろんなことをお手伝い(^^)。

『とくだね館』サポーターのあやさんは、ケーキ屋さんとパン屋さんにはめっぽう強い。
かゆいところに手が届く、きめ細やかな彼女の取材記事の根強いファンはとても多いのだ。
当然のことながら、今回のスイーツ特集の切り口は「あやさんおすすめの店」といった方向で決まり!
上司1は「若い女性がこのケーキ屋に行ってみたいと思ってもらえるシンプルかつ可愛いページ」を目指してレイアウトづくりにもかなり気合が入っている(*^-^*)。

紙面上で使用する女性のアイコンを『牛飼いとアイコンの部屋』さんから拝借させていただくことになった。
Webではなく紙媒体への転載なので、メールにて使用許諾のお願いをする。
『牛飼い』のきしのさんは、とても丁寧なお返事をくださった。
きしのさんは、ドットを丹念に埋めていく方法で作画なさっている。
なんと根気強い方法だろうか…。私は思わず気が遠くなった…。丹念な素材の作り方がWeb上でも紹介されていて、メールのお返事のあたたかさもあって、ますますファンになった。
いつもお世話になってます。ありがとうございます(^^)

こんな具合に、今の職場で仕事を執り行うようになってから、私は見知らぬ方にお願いのメールを差し上げることが大変増えたのだった。
年相応の失礼のない文章が書けているのだろうか…。
敬語の使い方もそうだが、文脈に混濁はないか、ことばの言いまわしは不自然ではないだろうか、自問自答の日々は続く。

社内メールではないのだから、当然のことながら顔を合わせることの出来ない相手だ。
きちんと礼節を保ち、相手と自分の言葉の溝がなるべくない状態で、言葉をお届けしたいと思う。
ネットどっぷりの人たちの間でやり取りされる言葉に違和感を感じ続けていた私。
今のところ仕事関連のメールでトラブルはないのだから、たぶんそうそう間違ったコミュニケーションの取り方をしているわけではないと思うのだが、ネット独特のやり方の中で自信を失ういくつかの出来事に遇い、押し潰されそうになったことも何回かある。

インターネットという化け物も、使う人の心のこめ方によっては、魔法の杖になるものだ。
心をこめて言葉を届けたい。

2003年11月19日(水) 100円の幸福

毎朝、仕事に出かける前に必ず101のCDを流している。
ふとんを片付けながら、洗濯物を干しながら、あるいはお皿を洗いながら、掃除機をかけながら…。
ながら聴取なんてとんでもなくモッタイないのだけれど、出掛けに聴くと元気100倍!
気合いの入り方が違うのだ(*^-^*)

ベスト版は、CD2枚組になっていて全36曲が収録されている。
『涙をこえて』などのオリジナル曲も豊富だが、ドン・マクリーンの『アメリカン・パイ』やトワ・エ・モアの『虹と雪のバラード』やバーズの『アテンション・プリーズ』も入っていて、なかなか楽しめる構成になっている。

2枚目CDの7曲目に『100円の幸福』という曲が収録されている。
町田義人&ヤング101…と歌手名が記載されている。
ああ…あの「戦士の休息」(♪男は誰もみな〜という角川映画のあの曲です。)を歌っている町田義人さんが歌っているのだ。
ライナーノーツには"「白いサンゴ礁」のヒットで知られる、元ズーニー・ブーのヴォーカリスト、町田義人とヤング101のコラボレーション・アルバム。"と書かれている。
この曲は樋口康雄(わ、ピコだ〜。)がこの曲がもともと収められていたアルバム(『白い珊瑚礁』町田義人&ヤング101)のために書き下ろしたもので、ワカ&ヒロのディレクターと同じ人物がかかわっていたために実現したものらしい。
ヤング101はNHKの番組から生まれたユニットではあったけれど、こういった具合に他のアーチストとのコラボを行っていたり、コカコーラのCMソングを歌っていたりもして、あらためて幅広い活動を行っていたのだなあ、と感動する(*^-^*)

この『100円の幸福』がとても良い曲なのだ。

「♪一枚の銀貨で何が買えるの
 捨てられる前のバラの花ぐらい
 だけど花びらほぐしシーツにまけば
 熱い豊かな夢を君と見られるよ」 (作詞/山川啓介)

あの独特なソウルフルな歌声は若い頃から健在で、とてもパワフルな一曲に仕上がっている。
たった一枚の銀貨の可能性についてあらためて考えてみたりする四十路の秋…。
とりあえず「いわしの缶詰」を買えるなあ…と給料日前の私はぼんやり思うのであった(^-^;

ところで、池袋・サンシャインの中にあったプラネタリウムが来年あたり復活するようなのだ。
天文ファンにとっては、とても嬉しい限り。
今年の夏休みに『どうぶつ奇想天外』のイベントでサンシャインに立ち寄った折、プラネタリウムのスペースが、なんだかわけのわからないイベント会場になっているのを目の当たりにして、とても悲しい気持ちになったばかりだったので、このニュースはとても嬉しい。
大宮にもプラネタリウムがあるけれど、やはり都内のほうが施設も充実していて楽しめるものだ。
コニカミノルタホールディングスさん、ありがとう!

○Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031117-00000113-kyodo-soci

2003年11月20日(木) 地上波デジタル放送

私の父は放送マンだった。
といってもPだのDだので始まる職種ではなく、電波送信に関わる業務を行っていたのだった。
ある転勤地でのこと。
その局はキー局(その地方の中心となっている放送局のこと)だったのだが、まだ放送環境が整備されていない地域だったので、石油缶を両手にかかえながら嵐の中、サテライト(無人中継基地)までえっちらおっちら山登りをしなければならなかった。
いまだにその当時の後遺症で父は腰が痛くてからだが動かないことがある…。
200人以上の部下を従えて渋谷で仕事をしていたこともあれば、こういう労働もしなければならず…いやはや放送の仕事といっても、幅ひろく苛酷な業務だなあ…とこども心に思ったものだ。

父は土日もほとんど家にいた試しがないので、遊んでもらった記憶は実のところあまりない。
それよりは、仕事の話をしている父の姿をよく憶えている。
父の退職間際にデジタル放送や文字放送に関する事業の第一歩が切られ、退職後も関連団体で仕事を行うこともあったから、放送技術の進歩に関するニュースが耳に入ってくると、門前の小僧なんとやら…ついつい反応してしまう自分がいる(^^;
「いよいよ地上波デジタル放送開始!」という文字を、ネット上のあちこちで目にし時の流れを痛感するのだった。

で、どんなものか体験してみたいと思いつつ、色々調べてみた。
我が家の場合、アパートの大家さんの意向で、かなり前にCATVに全戸切り替わっている。
通常の地上波チャンネルもCATVのチャンネルに組みこまれた形で視聴している。
果たしてこの状態で地上波デジタル放送を鑑賞することが可能なのかどうか、JCOMのホームページに飛んでみた。
加入しているCATV局によっては、地上波デジタル放送が受信できないところもあると、NHKのホームページに書かれていたからだ。

下記URLをご参照いただければ分かるのだが、やはり専用のチューナーが必要になるらしい。
工事費用がいくらくらいかかるのか…うーん、まだしばらくはペンディングだなあ…。
CATVの導入で、我が家のテレビ環境はすっかり変わり、本当に見たい番組だけを息子も夫もチョイスし、天気予報やニュースはいつでも専用チャンネルで見ることもできるようになったので、今のところ現状に不満はないのだ。
ただ、いずれアナログ送信の地上波が撤廃されることを考えると、どこかでシステムの変更を行っておかなければならない。
この切替え時期をどうするか、考えてしまうところ。

忙しくてなかなか実家に足を運ぶこともできない昨今だが、久しぶりに父とテレビの話でもしに行こうかな(*^-^*)

○地上波デジタル放送が、テレビを大きく変えます!
 (JCOMメディアさいたまHP内)
http://www.jcom.co.jp/digitv/index.html

2003年11月21日(金) これでスッキリ改正消費税?!

本日、延ばしにのばしてもらっていたLモードを年内公開にこぎつけるための、やっつけ仕事で大わらわ…。
Lモードの書類が通るまでも大変だったが、ここのところ会議所発行のタウン紙のゴタゴタもあって雑事が増え、おまけにMapFanWeb?(無料地図サービス)の左フレーム版がもうすぐ使えなくなる…なんて面倒なことも出てきて、じっくり腰を据えてLのページづくりに専念する時間がなかったのだ・・・。

そうは言っても、先だって行われた簿記検定の合格発表をWeb上で12/1に公開するので、それにあわせてL版も正式オープンしたいのだ。
なので、ここ数日間、バタバタとやっつけ仕事を行っていたというわけである。
今日も今日とて、これだけに専念できるわけではなく、APR(古紙回収リサイクル事業)のページに協賛各社のPDFファイルをアップしたり、急ぎのメールの処理も行ったりで、相変わらずの週末。
上司1は、例のスイーツ特集のアイコン問題でかなり元気がなかったし…。
なんでこう、わたしたち下々のものの仕事は増える一方なのだろう(^-^;

で、テンパりながらもバタバタとページをこしらえアップし、Web上で確認作業など行っていると、上司2が「4月から消費税改正になるから、『とくだね館』掲載店舗のメニューや金額表示を見なおさないとならないよね〜」とパンフレットをどっさりくれた。
そう言えば、職員のみなさんはこの関連の勉強会に交代で出席していらしたんだったなあ…。
関連セミナーを会議所でも開催する予定なのだが、これは大事になったなあ、とページの差し替え以前の、各個店への確認方法を考えげんなり…。
パソコンはおろか、FAXさえ持っていない事業所もまだまだ多いので、やはり文書の一斉配布後、電話をかけるなどの作業を行わなければならないことだろう…。
この三連休で夫の会社のホームページ作りにケリをつけて、以前から抱えている大学のテキスト関連の仕事もやっつけて…と予定を立てていたのだが、改正消費税の内容把握も宿題となった。
おまけに今日更新できなかった急ぎの「とくだね情報」もある。
土日はのんびり自宅で過ごし、テレビでごろ寝…。
そんな夢のような生活は、一体いつ実現するのだろう(*^-^*)

ところで、改正消費税が施行されると、店頭に表示される価格の中にすでに税を含んでいなければならない。
購買者にとっては分かりやすく便利である反面、その商品を購入した際に支払っている消費税がなんとなくうやむやな感じとなり「税金取られてるぞー」という意識が薄らぐことも確か(^^;
おそらく、政府の意向としては税率のアップも目指しつつの昨今だから、後者を目的とするところかなり大だろう。
納税義務が免除される基準も、3000万円以下から1000万円以下へと引き下げられるので、小さな個人商店はますます経営が厳しくなること必至…。
どこまでわたしたち庶民は痛みに耐えないといけないのだろうか?

○国税庁ホームページ
 http://www.nta.go.jp

○改正消費税関係情報(国税庁HP内)
 http://www.nta.go.jp/category/syouhizei/index.htm

2003年11月22日(土) 今日は家のかたづけなど

今日から三連休…という方が大半だと思うけれど、我が家は例によって息子の野球部にふりまわされてお休みらしいお休みではないのだった(^-^;
息子は、仲の良い友人の大半が野球部に入っているので楽しそうだ…と比較的簡単な理由で入団したものの、練習終了時間が4時にもかかわらず5時〜6時までハードな練習が続いたり、祝日はお休みのはずなのにわざわざ遠くまで遠征しての練習試合が入ったり…といったことの繰り返しで少々へばり気味。

「楽しいときもあるけど、どうもオレには合わないみたいだなあ…」と弱気な発言も飛び出すし、週末になるとお腹が痛くなったり、昨晩から足も痛くなったり…。
うーん、これってかなり精神的にまいってるんだと思う。
でも、自分で続けたいと思うなら続ければいいし、続けるんならなんとか乗り越えていかないとならないしね。
正直なところ、土日しか体を休める時間がないのに、朝5時起きして6時半に送り出し、みたいな生活がずーっと続くと、実のところあたしの方がもたないかもしれない(^-^;。
それでも本人が頑張るなら、いくらでも応援するけれども。
運動部にありがちな「過ぎた」状態がこのところ色濃いので、ちょっと困ったりしているのだった…。


今日は通常どおりの練習なので、10時45分頃昼ご飯を済ませて(^-^;、ユニフォームに着替えてトイレを済ませる。
そもそもこの食事時間はなんとかならんのかいな・・・。
この年頃の子に個食はゼッタイによくないので、「オレは後で食うぞ!」という夫を尻目に私は一緒に食べるのだった。
明日は中学校との親善試合があるとかで、朝8時集合。
月曜日は予定どおりなら、漸くお休みだぁ〜。
う・・・少しは寝坊出来るんだろうか。

布団乾燥機を押し入れの隅から引っ張り出すために、押し入れの掃除に始まり、北の納戸部屋の片付けにも着手。
夫が随分がんばってくれたので、かなり捗りました。
洗濯物も山のように出たので、結局PC仕事は出来ず仕舞い。
これは、明日からの課題ということでガンバロウ。

2003年11月23日(日) 鋼の錬金術士

テレビドラマは観月ありさちゃんのドラマ(『あした天気になあれ!』)を家族で見る程度になってしまった私だが、晩御飯を食べながら息子と一緒にアニメは見るのだった。
今二人してフリークしているアニメは『NARUTO』『最遊記 RELOAD』…そして、土曜日午後6時から放映の『鋼の錬金術師』(TBS系)。

これは、心の病気の人がたくさん出てきて、そのキャラの特異さにストーリーの趣を託そうとして失敗し、ストーリー展開もキャラの深さも中途ハンパそのものだった『ガンダムSEED』が放送されていた時間枠。
だいたいTMレボリューションの曲をオープニングに起用したあたりで、狙うポイントがずれていたのよね…ガンダムSEED。
オリジナルファンとしては、なんとなく消化不良なまま放送が終わってしまった番組なので、なんだかがっかりしていた矢先、始まった「はがれん」。

『少年ガンガン』という月刊誌に掲載されている漫画のアニメ化なのだが、めちゃくちゃテーマが重たい。
しかも、その重たいテーマを背負うのがまだ年端もゆかない少年(12才で国家錬金術師の資格テストに合格するという天才!)とその弟(ある事件がきっかけで自分の肉体をなくし、鎧に魂を定着させて生活している)というのがスゴイ。
声優さんも見事なキャスティング、オープニングは大好きなポルノグラフィティ。
ポルノの歌は、日本語がはっきりくっきり聞こえてきて、その上でパワーを感じるし、人間のぎりぎりの暗さ・弱さを歌っていても下品にならないので気にいっている。
このテーマ曲が聴きたいばかりに私は見始めたのだが…毎回ディープさを増していくストーリーにはまってしまうほどの「はがれん」ファンになってしまった…。

面白いことに、土曜日夕方6時からTBSで放送されたあと、午後6時半から、CATVのあるチャンネルに合わせると1週間前の「はがれん」を放送してくれるのだ。
アナログ地上波だけの製作アニメではなく、CATVで放送されることも前提として共同製作・配信されているのだ。
同様のシステムを取っているアニメに『アトム』もある。
放送メディア間の相互乗り入れはかなり自由なものとなり、そのコラボレーションの取り方で、鑑賞する側にとっても楽しみ方も無数に広がっていく。
まるで錬金術のように…。

主人公のエドワード(兄)とアルフォンス(弟)は、錬金術の等価交換の原則を信じ、死んでしまった自分たちの母親を復活させようとある禁忌の術を使ってしまう。
それは、たぶん愛ゆえに犯した取り返しのつかない行為であったはずだ。
そして、失ってしまったものを取り戻すために、苛酷な旅が始まる。
10代の少年たちが背負うにはあまりにも醜く歪んだオトナの世界を垣間見ながら…。

人間の命・尊厳に関したテーマが、今後もこの番組で様々なバリエーションで語られ続けることだろう。
見終わったあと、やりきれなさを感じて胸の痛むときもあるけれど、息子と一緒に見つづけていきたいと思う番組のひとつだ。

○鋼の錬金術師公式ページ(SonyMusic?領域内)
 http://www.sonymusic.co.jp/Animation/hagaren/

↑番組内容に相応しく激重ですが、とってもデザインがイカしてます。
『ヨタ日記』は必見。製作現場のこぼれ話・とっとき画像などが豊富に『ヨタ日記』にもアップされています。

2003年11月24日(月) 質問箱は便利

はてなダイアリーを活用するようになってから、アンテナを設置してみたり、はてなの質問メールを受信してみたりした。
はてなアンテナに関して言えば、実際の更新がなされていないにも関わらず、最終更新日の日時が変更になっている場合などもあって(たぶんROBOTのせいだと思う…)、久しぶりに訪問してみてガッカリ、みたいなこともあるけれど、かなり便利に使わせていただいている。
ま、自分に関わりのある『とくだね館』がほぼ毎日更新していてもなぜかアンテナに反映されないという謎はあるものの。
『とくだね館』に関して言えば、おそらく一番最初にサイトを設計した業者さんが妙なプログラムを入れてくれてるせいだと思うから別にいいけどね(笑)

さて「はてな」には質問箱があって、個人・企業色々な立場の人が「知ってたら教えてください」とか「一緒に考えてください」と様々な質問を投げかけるシステムになっている。
そして、その回答がまた面白いのだ。

毎日届く膨大な質問メールを眺めているだけでも楽しいのだが、その回答はなかなか奥が深い。今日など、ある映画製作会社のHP管理人さんから投稿があって、その映画に出る女の子のコアなファンが連続書きこみをするうちに、他のファンが引いてしまって、板への書きこみがなくなったとか…。
ファン本人には全く悪意はないのだと思うけれど、これは管理人にとっては頭の痛い問題だ。
いつものように丁寧な回答がついていて、勉強させていただいた。

過去の例で言うと「還暦のお祝いをしたいのですが、個性的なお祝いの仕方はないですか?」というものもあった。
生まれ年のワインをプレゼントするとか、自分史を書き始めてみたら…と出版に関するあれこれをプレゼントするとか、ちょっとびっくりしたのは「フランクリン・プランナー」というシステム手帳をプレゼントしては?とか(^-^; まさか、こんな質問でフランクリン・プランナーが出てくるとは思わなかった。
私も愛用しているけどね。

赤いゴルフウェアというのもいいと思った。
ちゃんちゃんこだと、今の生活じゃ普段着用できないけど、ゴルフウェアなら実用性に富んでいる。
さまざまなジャンルの質問に対して、多くの人が真面目に答えていて、本当に楽しい質問箱なのだった。

「はてな」は、知らぬ人同志が出会い・交流する場所として理想の形のひとつではないかな…と、『荒らし対策委員会』のページを眺めながら思ったのである…。

2003年11月26日(水) 辛いのはお好き?

昼休みの休憩室では、このところ「辛い香り」が漂う頻度が増えてきた。
会議所隣の生協や、通り向こうのセブン・イレブンで、「キムチラーメン」とか「キムチスープ」「キムチと鶏肉の春雨ヌードル」なんてものがバンバン売りに出されているせいだ…。

最初、この辛いモノを仕入れてきたのは20代のわかぁ〜い女性職員。
彼女たちと私は新しいものがあると、ついつい仕入れてみなさんに披露してしまうのだが、まず最初に導入された辛いものは、日清の『とんがらし麺』だった。
地獄の業火のように真っ赤なスープ…そして、お仕置き度を更に増やすかのように別添されている「激辛パウダー」…。

はじめ見たときには「そんな辛いの食べて大丈夫なんて、若い証拠ねぇ…」と羨ましく思ったりしたのだが、毎年恒例の「すきま風シーズン」に突入して、仕事しながら寒いと感じる日が増えてきたものだから、アダルトな世代のわたしたちもこぞって「辛いモノ」を食べて、からだをあたためるようになった次第。

目下プレイク中なのは、COOP製の「韓国風 キムチスープ」フリーズドライ5食入り。
さすが生協仕様、白菜がどっさり入っていて具沢山で結構おなかにたまるのも嬉しい。
さすがに毎日キムチスープでは辛いので、お味噌汁をいただく折にも七味唐辛子を少量落としてからだをあたためる。
気のせいか、デスクの下のストッキング足が冷えにくくなったように思うのだけれど(*^-^*)

先週の日曜に久しぶりに図書館へ出かけたのだが、その折に借りてきた『粗食のメニュー 和食だけじゃない! イタリアン&フレンチ』(世界文化社)という料理本ムックは読み物として楽しい。
伝統の食材を利用した各国の気候・風土に合わせた調理法の紹介だけでなく、おのおのの地域の食文化の歴史も詳しく書かれている。
土地と食べ物は分かちがたい関係にある。

自分の住む地とかけ離れた食生活は健康を損なう手助けこそすれ、力のもとにはなりにくい。
わかってはいるものの、ついつい欧風コッテリこそスタミナ食だなんて思ったりするのが、現代人の悪いところ。
そろそろ、会議所も「完全冬仕様」に突入する。
職場温度に合わせると、まだまだ「辛いモノ」のオンパレードは続きそうだ…(^^;

2003年11月27日(木) 今日は午後から授業参観

今日は午後から授業参観と懇談会がある。
2学期最後の授業参観だし、先日、県主催の音楽会に息子のクラスが出場した折のVTRも流してくれるということなので、参加者が多そうで嬉しい。
PTAからみなさんにお伝えすることが、ごちゃまんとあるらしく、ここ数日連絡網がひっきりなしに回ってきた上に、今日は自分のこどものクラスに行く前に、学年部の部長さんのクラスに寄って今日の懇談会で伝えることの一覧プリントを貰わないとならない(^^;
いつもながらP仕事も案外面倒…。

といった次第で、外仕事はお休みをいただいて少しばかりゆっくりな朝。
の、はずだったが、やはりそうは問屋が下ろさなかった。
朝開けたメールには、ボラ関係で私の後を引き継いで新しく渉外担当になってくれた方からのメールが入っていた。
某所への問合せメールをチェックしてくれ…とのこと。
最初だから緊張するのはよく分かったので、コメントメールを返信。
自分が渉外についたときには、全く何もないどころか、前任者とのMLのやり取りの中でねじれというかこじれがあって、なんだか暗く重たい気持のまま、暗中模索していたことから考えたら、かなり環境整備は出来て仕事を受け渡してあげてるかな…と少しだけ安心。
仕事はやりながら憶えてもらうしかないし、特に対外的な仕事にはマニュアルなんてものはないと思って「自分で考えて」突き進んでもらうしかないから、頑張ってね、とエールを送る程度しか出来ないけれど。

そうこうするうちに、昨日帰り間際に上司1から予告されていた作業の依頼メールが到着。
ある委員会の会合の連絡文書をPDF化したものを私の自宅宛に送るから、FTPでアップロード、アドレスを連絡してね…というものだ。
企業に在籍している人たちが、外部の会合に参加する場合(特に会費などの費用が発生する場合)、上司に出す書類にこうした依頼文を添付することが多いので、こういうときにPDFは助かるのだった。
Word文書でもいいように思うけれど、一太郎など他のワープロソフトを使用している方もいることを考えると、Acrobatを使用するのが一番かな、現状では…。

で、ついでに『とくだね館』のトップページを冬仕様にちょこって変更して、昨日アップできなかった『新着情報』の書きこみなど。
結局、こうして自宅で仕事。
自宅で働いた分は、当然のことながらロハ(笑)
で、あらためて考える自分の働き方あれこれ…。

厚生年金の支払いについての法律がまた改正になるみたいだけれど…うちみたいにボーナスが何年も出ていなくて、夫のサラリーが既に10%カットされていて、生活できないから私が細々パートしてる…みたいな家庭にとっては大打撃だ…。
ばりばりフルタイムOLの時代も経験しているし、専業主婦も経験していて、さまざまな女性の立場を踏まえた上で言わせてもらうと、やはり今回の「とりあえず取れそうなところから取るぞ」式の改正には反対だ。
今回痛手を蒙るパートタイマーたちは、いずれも中間層(経済的にも年代的にも)の人たちで、こどもがまだ小さく教育費・養育費にまだまだお金はかかるし、夫の雇用不安を抱えている人たちが大半のはず。

働いて何がしかの代価を貰っているのだから、公的なお金を払うべき…という独身OLのみなさんの主張もよくわかるけれど…今わたしたちが育てているこどもたちが将来働いて払っていくお金があなたたちの年金になるんだよ。
こどもを生み・育てていくことに対する福祉がこんなに薄い国なのに、なんだか不公平な気がして、昨晩はニュースを見ながら心から怒っていた私だった。
母子家庭の主たる家計がパートタイムの賃金だったり、夫がリストラされて必至で家計を支えている主婦パートもいるんだから、パートタイマーから徴収するのなら、高額所得者の専業主婦からも幾許か徴収すべきだと思う。

今回の改定案のままだと、結局パートタイマーを雇用している企業にとっても年金の半分額を企業が負担するのは大変な痛手だし、パートタイマーにとっても収入の1割前後が減額になるのは辛いから、結局作業時間を減らしていく方向でシナリオは進むだろう。
そして、一人あたりの作業時間は大幅に減少し、パートでの雇用人数を増やして対応する→結局財源の補填は全く行えない…という図式が濃厚だと思う。
破綻している年金問題。小手先だけの改革でなく、もっと全体を見ての改革を真剣に考えてほしいものだ…。

2003年11月30日(日) 自転車泥棒

金曜日、仕事の〆にバタバタと追われていた午後4時過ぎ…息子から私の携帯に電話が入った。
なんと、学校から帰ってみたら息子の自転車が「駐輪場にない」という。
息子の話を聞くと、鍵はかけていなかったとか。あほたれ〜。
朝、私が出勤する時間にはあったのだが…。
以前、隣の棟の奥さんの自転車が「しっかり鍵をかけてあったにも関わらず」やはり駐輪場から盗まれたこともあったので、鍵がかかっていないのなら盗むのに造作はなかったことだろう。

今年のお正月のお年玉で買い換えたばかりの26インチの自転車だった。
通勤に使っている私の自転車はもうボロボロで、先週末、夫にサドルと鍵を交換してもらい、「乗り心地がよくなった♪」とささやかに喜んでいたのに…(*^-^*)
まだ、ピカピカで乗り心地も悪くなかった息子のために、まず新しい自転車を買わねばならなくなってしまった…とほほ。

台風が接近していたため、土曜日は大雨。
日曜日の午後に入り、漸く雨が上がったので近くの西友まで自転車を買いに行く。
3階の売場はすでにクリスマスムード満載で、緑や赤の飾り付けが華やかだった。
エレベーターを上がってすぐの場所にあったはずの自転車は、こどもたちへのプレゼント売場に取ってかわられていて、ずっと奥まった家電コーナー脇に自転車が移されていた。

驚いたのは、6980円の自転車が売られていたこと。
うーん…今はこんな値段で26インチのオトナ用自転車が買えるんだなぁ…。
私用に買うのなら、これで十分なのだが、息子となるとそうもいかない。
予算が1万円以内だと伝えて選ばせたら、ギアなし8900円ではなくて、3段ギア付9800円の自転車を選んだ(^^)
まあ、スポーツ車をちゃんと買ってやることを考えると2万円は優に超えてしまうから、この程度の出費は仕方がないね。

盗まれた自転車は防犯登録を行っていたので、念のため東大宮駅前の派出所に届け出ておいた。
我が家の住所は上尾市になるのだが、住まいはどちらかというと「さいたま市」寄り。
普段の利用駅は、さいたま市内の「東大宮」になるので、盗難車が乗り捨てられているだろう可能性の高い東大宮駅前に届け出てみたのだ。

派出所の警官が詳しく説明してくれたのだが、こういう場合の調書はどこででも取ることが出来るそうだ。
但し、現場(今回の場合は自宅前の駐輪場)での「検分」を行わなければならず、それを行うのは現場所轄の警察になるとのこと。
うちの近くの派出所は、警官が巡回に出ていることが多く、不在なことが多い小さな派出所なのだ。
駅前交番ではわざわざ自宅近くの交番の不在を電話で確認してくれた上、とても丁寧に調書を取ってくれた。
調書への記入はもちろん被害者本人である息子が行う(^^; こどもだからって馬鹿にせず丁寧に応対して説明してくださった警察官のみなさんに感謝!

それにしても「このところ、自転車泥棒の被害がとても増えてるんだよね。とんでもない場所に乗り捨ててある。何が面白くて盗むんだかなぁ…」と、年配の警官がぼやいてらした。
本当にそうだよね。
目に見えない誰かの悪意は、いつどんな形で受けても気持のよいものではないから…。
息子の小さな心が暗く重たいものになってしまったことは、もう消えないのだから。
もし、何かやむにやまれず盗む事情があったのなら、使用が終わったら返してほしい!
といっても無理だろうなあ…。
そういうモノの道理がわかってる人なら、こんなことしないもの。
前の自転車から盗まれた自転車に乗りかえるとき「古い自転車にも思い出がいっぱいだから捨てたくないな・・・」と言っていた息子の言葉、泥棒に聞かせてやりたいものだ…。

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Akiary v.0.51